女性の陰部神経痛でお悩みの方へ
― 鍼灸でやさしく、根本からアプローチ ―
陰部神経痛は、骨盤内を走る「陰部神経(pudendal nerve)」が圧迫・刺激されることで起こる神経性の痛みです。
外陰部や肛門まわりに痛みや違和感が現れ、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
「長時間座っているのがつらい」「排尿や性交時に痛みがある」「ピリピリ、チクチクとした違和感が続いている」
このようなお悩みを抱えながらも、病院では「異常なし」と言われてしまい、行き場をなくしている方も多いのではないでしょうか。
にしむら鍼灸治療院では、こうした女性特有のデリケートな症状に対して、東洋医学と解剖学の両面から丁寧にアプローチする鍼灸施術を行っています。
陰部神経痛の原因と症状について
陰部神経痛は、以下のような原因で発症・悪化すると考えられています:
- 長時間の座位や自転車の乗車による陰部神経の圧迫
- 出産や婦人科系の手術後の組織の損傷や癒着
- 骨盤底筋や臀部の筋肉の緊張
- 姿勢の乱れや慢性的な骨盤のゆがみ
- 内臓の冷えや血行不良、自律神経の乱れ
こうした要因によって、以下のような症状が現れることがあります:
- 外陰部・肛門周辺のヒリヒリ・チクチクした痛みや違和感
- 下着が触れるだけで刺激になる感覚過敏
- 排尿・排便時の痛みや不快感
- 性交時の痛み(性交痛)
- 長時間座るのが苦痛になる
- 足のつけ根や太もも内側への放散痛
鍼灸ができること
― 神経・筋肉・自律神経に多角的にアプローチ ―
にしむら鍼灸治療院では、陰部神経に関わる筋肉・靭帯・神経経路へのアプローチを中心に、以下のような鍼灸施術を行っています。
✅ 仙骨まわり・骨盤底筋の緊張緩和
陰部神経が走る「仙結節靭帯」周辺の筋緊張を緩め、神経への圧迫を和らげます。
✅ 血流促進と炎症の鎮静
会陰部・下腹部・内転筋への施術で、局所の血行を改善し、痛みの原因となる慢性炎症を軽減します。
✅ 自律神経の調整
鍼灸は副交感神経の働きを高め、心身をリラックスさせる効果もあります。ストレスや冷えによる悪化を防ぎ、回復力を高めます。
✅ 体質そのものの改善
陰部神経痛を繰り返さないために、内臓の働きを整え、体全体のバランスを調える「根本改善」を目指します。
安心してご相談いただける環境づくり
鍼は髪の毛ほどの細さで、ほとんど痛みはありません。施術は洋服を着たまま、必要な部分のみ肌を出して行います。基本的にお尻側に鍼を打ち(4本~8本)少し手技を加え陰部神経沿いにピリピリと響かせます。その後、鍼を電極として低周波治療器による通電(15分~30分)をおこないます。他の疾患の鍼治療とは違い鍼の本数も比較的少ないと思いますので鍼治療に慣れていない方でも安心してお受けいただけます。また、陰部などデリケートな部位に触れたり、施術することはございませんので安心してお受けいただけます。デリケートなお悩みだからこそ、安心できる環境づくりを大切にしています。
つらい痛みを、ひとりで抱え込まずに
陰部神経痛は、「誰にも相談できない」「理解してもらえない」と感じやすい症状のひとつです。
しかし、適切なアプローチをすれば、確実に改善の道は開けます。
これまでに多くの方が、鍼灸施術で症状の緩和を実感されています。
「病院では異常なしと言われたけれど、つらい」「薬ではなかなか良くならない」――そんな方にこそ、ぜひ一度ご相談いただきたいと思っています。
あなたの「本当につらい」を、私たちは丁寧に受け止めます。
患者様の声(50代・女性・パート勤務)
「“私だけじゃなかった”と気づいた瞬間、救われた気がしました」
最初は、なんとなく会陰部に違和感があり、「長時間座ってたからかな?」と思っていました。
でも日に日にヒリヒリ感やチクチクするような痛みが強くなり、座るのがつらくて電車や職場でも落ち着いていられない。婦人科では「特に異常は見当たりません」と言われ、痛み止めだけ処方される日々。誰にも相談できず、ひとりで検索してばかりいました。
そんな時、「陰部神経痛」「鍼灸」というキーワードでたどり着いたのが、にしむら鍼灸治療院さんでした。
正直、「鍼でこんなデリケートな痛みが変わるの?」と半信半疑でした。でも、今、もし同じように悩んでいる方がいたら、声を大にして伝えたいです――
「病院で異常なしと言われても、痛みは本当にあるんです。あきらめないでください」と。
ここでは、痛みの背景や神経の働きについて、丁寧に説明してくれます。施術も、刺激が強いわけではないのに、何度か通ううちに「あれ、今日は少しラクかも」と感じる日が増えていきました。
「自分の感覚を信じてよかった」と、今は思えます。私と同じように“どこに相談すればいいのかわからない痛み”で悩んでいる女性が、少しでも早くここにたどり着けることを願っています。