坐骨神経痛(sciatica)に対する鍼灸治療
─ 痛みの根本に届く、にしむら鍼灸治療院のアプローチ ─
坐骨神経痛(sciatica / sciatic nerve pain)は、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先にかけて鋭い痛みやしびれを引き起こす疾患です。
多くの場合、「腰椎の神経根の圧迫」や「筋肉の過緊張(梨状筋症候群など)」が原因となり、長時間の座位や立ち仕事で悪化しやすいのが特徴です。
このような症状に対して、鍼灸治療は根本的な改善を目指す有効な方法です。
鍼灸による刺激は、神経や筋肉の働きを整え、血流を促進し、炎症の抑制と自己治癒力の回復をサポートします。
鍼灸治療の効果とメカニズム
にしむら鍼灸治療院では、坐骨神経痛の原因に応じて、神経の走行や深部筋(インナーマッスル)を的確にとらえた施術を行います。
鍼を刺入することで、神経の興奮を鎮め、筋肉の緊張をゆるめ、痛みの伝達を遮断します。
また、副交感神経を優位にすることでリラックス効果も得られ、痛みとともにストレスや不眠の改善にもつながります。
治療時間は1回あたり約30〜60分。
症状の程度や慢性化の度合いによっては、数回〜十数回の施術で徐々に症状が軽減していきます。
(※急性症状や慢性症状によって治療頻度は異なります。)
主な施術法のご紹介
● 大腰筋刺鍼(だいようきんししん)
背部から腰のインナーマッスル「大腰筋」に約9cm(3寸)の鍼を刺入します。
大腰筋の過緊張を緩めることで、腰神経叢の圧迫を軽減し、腰痛・坐骨神経痛・臀部痛の改善が期待できます。
また、腰神経叢は大腸や骨盤内臓器ともつながっているため、慢性的な下痢・便秘、不妊症などの改善にも良い影響を与えます。
● 坐骨神経刺鍼(ざこつしんけいししん)
臀部左右の「坐骨点」に約9cm(3寸)の鍼を刺入し、微弱な電流(パルス通電)を流します。
これにより、下肢全体に伸びる坐骨神経の緊張を緩め、痛みやしびれを軽減させます。
特に、長時間の運転やデスクワークで悪化する症状に効果的です。
● 仙骨孔刺鍼(せんこつこうししん)
骨盤中央部の仙骨には、神経の通り道である**仙骨孔(8か所)**があります。
ここに約6cm(2寸)の鍼を刺入し、微弱電流を流すことで、**仙骨神経叢(せんこつしんけいそう)**を直接刺激します。
これにより、
- 坐骨神経痛
- 骨盤内神経痛(慢性前立腺炎・会陰部痛・肛門痛)
- 膀胱炎・頻尿・不妊症
など、骨盤神経に関連する症状の改善が期待できます。
専門的な診断と安全な施術のために
坐骨神経痛の原因は、腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症、筋緊張性の神経圧迫など多岐にわたります。
そのため、正確な見立てと専門的な施術が不可欠です。
にしむら鍼灸治療院では、
- 解剖学的知識に基づいた刺鍼
- 深部筋(大腰筋・梨状筋)へのアプローチ
- 神経通電療法(パルス療法)
を組み合わせることで、**「根本原因の解除」と「再発予防」**を目指しています。
このような方におすすめです
- 腰から足にかけて痛み・しびれがある
- 座っているとお尻や太ももが痛む
- 長時間の運転・デスクワークで悪化する
- 病院で「坐骨神経痛」と言われたが改善しない
- 痛み止めや湿布では良くならない
当院は、**腰痛・坐骨神経痛・骨盤内神経痛(慢性前立腺炎・陰部神経痛など)**に特化した鍼灸専門院です。
症状の根本に向き合い、「痛みのない日常生活」を取り戻すためのサポートを行っています。
🔹 まずはお気軽にご相談ください。
症状や体質に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。








