背部夾脊刺鍼
胸背部の背骨の棘突起間、神経根付近に刺鍼します。
背筋の緊張や痛み、背骨の両側には自律神経の交感神経が通っており、自律神経症状の緩和にもなります。

大腰筋刺鍼
背部から腰のインナーマッスル、大腰筋に3寸(9㎝)の鍼を刺鍼します。
大腰筋を緩めることで腰神経叢への影響が緩和され腰痛、坐骨神経痛、臀部痛に効果が期待できます。
また、腰神経叢は大腸や骨盤内臓器へつながるため、長引く下痢や便秘、不妊症にも良い影響があります。

陰部神経刺鍼
臀部左右の陰部神経の走行するあたりに3寸(9cm)の鍼を刺鍼し、微弱電流を流します。骨盤性疼痛症候群に効果が期待できます。

仙骨孔刺鍼
骨盤の仙骨部内側にある仙骨神経叢(せんこつしんけいそう)へつながる8か所のトンネルへ2寸(6cm)の鍼を刺鍼し、微弱電流を流します。骨盤内臓器の神経痛(慢性前立腺炎、会陰部痛、肛門痛)、膀胱炎、頻尿、不妊症に効果が期待できます。
