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ブログ|意外と知られていない!鍼灸がよく効く内科系の症状とは?

「意外と知られていない!鍼灸がよく効く内科系の症状とは?」
―薬に頼らず、体の中から整える東洋医学のちから―

はじめに

鍼灸というと「肩こり」「腰痛」「五十肩」といった整形外科的な症状を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし実は、内科的な慢性症状や不調にも非常に有効であることをご存知でしょうか?

「病院で検査をしても異常なし」「薬を飲んでもあまり効かない」「いつまでも不調が続いている」
そんなお悩みを抱える方にこそ、鍼灸治療をおすすめしたいのです。

鍼灸が効果を発揮しやすい内科系の代表的な症状

1. 不眠症・睡眠の質の低下

「寝つきが悪い」「途中で目が覚める」「ぐっすり眠れない」——こうした不眠症状は、自律神経の乱れストレス血流の滞りなどが背景にあります。
鍼灸では、リラックスを促す経穴(ツボ)を刺激し、副交感神経を優位にして深い眠りへと導くことができます。
さらに、鍼灸後は身体がぽかぽかと温まりやすく、冷えが原因の睡眠障害にも効果的です。

2. 自律神経失調症

自律神経は、体温調整・内臓の働き・ホルモン分泌などをコントロールする重要な神経系です。
過労・不安・ストレスなどで交感神経が過剰に働くと、動悸・息切れ・めまい・頭痛・消化不良といったさまざまな症状が現れます。
鍼灸は身体全体のバランスを整え、自律神経の調整に特化したアプローチが可能です。

3. 過敏性腸症候群(IBS)

腸のトラブルがストレスによって悪化することは、よく知られています。
IBSは、腹痛・ガス・下痢・便秘が慢性的に続く疾患で、腸と脳のつながり(腸脳相関)が関係しています。
鍼灸では、消化器系の働きを整えると同時に、精神的な緊張をゆるめる施術で改善を図ります。

4. 機能性ディスペプシア・慢性胃炎

「食後に胃がもたれる」「すぐに満腹になる」「胃がムカムカする」
これらは胃の働きが低下しているサイン。検査では異常が見つからないことも多く、薬では改善しないケースもあります。
鍼灸では、胃腸の働きを助けるツボに刺激を与えることで、自然な胃の動きを取り戻し、消化機能を高めていきます

5. 更年期障害

ホットフラッシュ・気分の落ち込み・不安感・動悸・冷え・不眠など、多彩な症状が出る更年期。
西洋医学ではホルモン補充療法が一般的ですが、体質や副作用への不安から敬遠される方も少なくありません。
鍼灸は、女性ホルモンのバランスをやさしく整えつつ、自律神経を安定させる自然なケアとして注目されています。

鍼灸が「内科系の不調」に効く理由

鍼灸は、東洋医学でいう「気・血・水」の巡りを整えることで、体の自己回復力を引き出します。
現代医学の視点でも、鍼灸には以下のような効果があると考えられています。

  • 自律神経の調整作用(交感神経と副交感神経のバランスを取る)
  • 内臓機能の活性化(胃腸・肝臓・膀胱など)
  • 血流促進と冷えの改善
  • 脳内ホルモンの調整(セロトニンやメラトニンなど)

薬に頼りすぎず、体の内側から健康を取り戻す「自然療法」として、多くの国で支持されています。

こんな方は、ぜひご相談ください

  • 「何となく不調」がずっと続いている
  • 不眠や疲労感が日常生活に影響している
  • 病院では「異常なし」と言われたが、つらい
  • できるだけ薬を使わずに治したい
  • 心と体、両方にアプローチしたい

おわりに

「鍼灸=肩こり・腰痛」というイメージにとらわれず、もっと広く、深く、鍼灸の可能性を知っていただきたいと思います。
体の内側から整えることで、不調の根本改善をめざす鍼灸。
西洋医学では対応しきれない“グレーゾーン”の不調にこそ、その力が発揮されます。

にしむら鍼灸治療院では、東洋医学の理論に基づいた丁寧な問診と、症状に合わせたやさしい施術で、心身のバランスを整えていきます。
お気軽にご相談ください。

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