「異常なし」でも痛いあなたへ。――私が鍼灸で“回復の道”を見つけた話
■「どこも異常ないですね」と言われて――
ある日から突然、下着が触れるだけでチクチクと痛む。
「痔かも?」と思って肛門科に行ったけれど異常なし。
婦人科で検査しても「特に問題ないですね」と言われるだけ。
もらった抗生剤を飲んでも改善しない。
やがて、「気のせいじゃない?」と言われるように。
それでも痛みは、毎日ちゃんとそこにあるんです。
■ どんどん縮んでいく日常
座っているだけで痛い。
家事やパートもつらく、家にこもりがちに。
誰にも相談できず、「私、どうなっちゃったの?」と鏡の前で涙が出た日もあります。
■ SNSで見つけた「陰部神経痛」という言葉
ある日ふと検索して出てきたのが、「陰部神経痛」や「骨盤底筋の過緊張」という言葉。
読めば読むほど、「これ、私のことかも…?」と感じました。
そこで知ったのが、「鍼灸で陰部神経痛が緩和するケースがある」という事実。
半信半疑で、にしむら鍼灸治療院に予約を入れてみました。
■ 鍼は会陰に刺さない。だからこそ安心できた
「会陰部に痛みがある」と伝えるのも正直勇気が要りました。
でも、先生は驚かず、丁寧に話を聞いてくれました。
施術では、腰や骨盤のツボに鍼がされ、痛みはまったくなしとは言えないが我慢はできる。
「肛門や会陰部にピリピリ感わかりますか?これが陰部神経の響きです。」と言われて驚きました。
■ 少しずつ、確実に変わっていった
1回目ではよく分からなかったけれど、
3回目くらいで「今日はちょっとラクだったかも」と感じる日が増え、
5回目には「夕方まで気にならなかった!」という日も。
少しずつ、“普通の生活”に戻っていける感覚が嬉しくて、
毎回の通院が希望に変わっていきました。
■ 鍼灸が効いた理由――専門的に説明すると
痛みの原因は、骨盤の奥にある骨盤底筋のこわばり(過緊張)でした。
この緊張が陰部神経という重要な神経を圧迫し、
- 会陰部のヒリヒリした痛み
- 排尿後の違和感
- 座ると悪化する灼熱感
などの症状を引き起こしていたと考えられます。
鍼灸では:
- 骨盤の筋肉をゆるめて神経の圧迫を軽減
- 自律神経を整えて、慢性化した痛みを静める
- 「痛みを感じやすくなった脳」の興奮も鎮める
こうした複合的なアプローチができるからこそ、薬では届かない「深い部分」に作用します。
■ 今、同じように悩んでいる方へ
このブログを読んでいるあなたも、
「原因がわからない」「どこに相談すればいいのかわからない」
そんな不安や孤独を抱えているかもしれません。
でも、その痛みには“出口”があります。
決してあなたのせいではありません。
話しづらい症状こそ、専門家の力を借りてみてください。
■ にしむら鍼灸治療院では
- 完全予約制でお一人ずつ施術いたしますので会話を他の方に聞かれる心配はありません。
- 施術は服を脱がずにできる範囲で対応
- 鍼灸が初めての方にも、丁寧に説明します
- 女性鍼灸師は在籍しておりません。悪しからずご了承ください
お気軽にご相談ください。