〜日常生活の工夫とセルフケアで、つらい痛みを長期的に改善〜
こんにちは、大阪狭山市のにしむら鍼灸治療院です。
今回は「女性の陰部神経痛」シリーズの第3弾として、日常生活の中でできるセルフケアや、施術の経過、再発を防ぐための生活習慣についてご紹介いたします。
✅ まず、こんなお悩みありませんか?
- 長時間座っていると、陰部や肛門周囲にジワジワとした違和感や痛みが出てくる
- 病院では異常なしと言われたけれど、痛みやしびれが続いている
- 尿意が頻繁で、外出がおっくうになる
- 痛み止めでごまかすしかないのかと悩んでいる
そんなお悩みを持つ女性が、当院には多く来院されています。
🔍 陰部神経痛は、生活習慣の見直しもカギです
陰部神経は、骨盤の奥深くから股の間を通る繊細な神経です。
座り方や姿勢、排便のリズムなど、日常のちょっとした動作が影響を与えます。
生活習慣で注意すべきポイント
- 長時間の座位 → 姿勢をこまめに変える、クッションを活用する
- 排便の我慢や便秘 → 毎朝の水分摂取・食物繊維の摂取・腸のマッサージ
- 下着の締め付け → ゆったりとした衣類、素材の見直しもおすすめ
🧘♀️ 自宅でできるセルフケア法
● 骨盤底筋の体操(ケーゲル体操)
「おしっこを途中で止めるように、肛門・膣周囲の筋肉をギュッと締める」
これを5秒キープしてゆるめる、を10回繰り返すだけでも効果的です。
→ 朝・昼・晩と1日3セットを目安に。
● 骨盤まわりのストレッチ
- 仰向けになり、膝を抱える「腰ほぐしストレッチ」
- 椅子に座って前屈する「骨盤前傾リリース」
無理せず気持ちよい範囲で行ってみてください。
🩺 鍼灸施術の経過とペース
当院では、鍼灸により神経の圧迫を和らげ、周囲の筋膜・血流を改善していきます。
特に仙骨孔へのアプローチや骨盤底筋の調整は、陰部神経痛にとても有効です。
📅 通院のモデルケース
回数 | 状態の変化 |
---|---|
初回〜3回 | 痛みの質や範囲が少しずつ変化。「ラクな日」が出始める |
4〜7回 | 頻尿やしびれの頻度が明らかに減る |
8回以降 | 座っていられる時間が長くなる。仕事や外出がしやすくなる |
※個人差がありますが、継続して通われることで長期的な改善が見込めます。
👩⚕️ 実際に改善された患者さんの声(例)
「半年間つらかった座位での違和感が、6回目の治療後からスッと楽になりました」
(40代・女性)
「夜間の頻尿が減って、久しぶりに朝までぐっすり眠れました」
(30代・女性)
🚫 再発を防ぐ生活習慣とは?
症状が落ち着いても、以下を意識することで再発リスクが大きく下がります。
- 長時間の座位は1時間ごとに立ち上がる
- 骨盤周囲の筋肉を冷やさない(特に冷房の効いたオフィス等)
- ストレスケア・深呼吸・軽い運動を習慣にする
🌿 おわりに
陰部神経痛は、なかなか理解されづらく「我慢するしかない」と思われがちな症状です。
でも、きちんと体を整え、生活習慣を見直すことで必ず改善の道は開けます。
「ひとりで抱え込まず、まずはご相談ください」
にしむら鍼灸治療院が、あなたの毎日を少しでも楽にできるお手伝いをいたします。