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ブログ|インフルエンザが流行する季節──お灸で「免疫力」を高めるという選択

朝晩の冷え込みが厳しくなり、空気が乾燥するこの季節。
ニュースでも「インフルエンザが流行期に入りました」と聞くことが増えてきました。
例年、11月〜3月は感染症が一気に拡大しやすい時期。職場や学校での感染も広がりやすく、体調を崩す人が増えます。

「手洗い・うがい・マスク」はもちろん基本ですが、
感染しにくい“強い体”をつくることこそが、最も確実な予防法です。

そして、近年注目されているのが、
お灸による免疫力の向上です。

お灸と免疫力──なぜ「温める」だけで体が変わるのか?

お灸は古くから「冷えを取る」「体調を整える」ために用いられてきました。
実際、お灸でツボ(経穴)を温めることで、体の内部ではさまざまな変化が起こります。

① 自律神経のバランスを整える

免疫機能は、自律神経と密接に関係しています。
現代人はストレスや睡眠不足などで「交感神経」が優位になりやすく、免疫の働きを司る「副交感神経」が低下しがちです。

お灸をすると、皮膚の温度が上昇し、その刺激が脳の視床下部に伝わります。
これにより、副交感神経が優位に切り替わり、体がリラックスモードに
結果として、リンパ球の働きが活性化し、免疫システムが整っていくのです。

② 体温の上昇で白血球が活性化する

お灸による「温熱刺激」は、体温そのものをわずかに上げる働きがあります。
体温が1℃上がると、免疫細胞(特に白血球)の働きは約5〜6倍に高まるといわれています。

白血球は体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃してくれる“免疫の兵士”のような存在。
冷えによって血流が滞ると、白血球もスムーズに全身を巡れなくなりますが、
お灸で体を温めることで血流が改善し、免疫細胞が活発に動けるようになります。

③ 腸の働きを整えて免疫を支える

人間の免疫細胞の約7割は腸に存在するといわれています。
つまり「腸の状態=免疫力」なのです。

お灸の中でも「関元(かんげん)」「中脘(ちゅうかん)」「天枢(てんすう)」といったお腹のツボを温めることで、腸の動きが活発になります。
これは、内臓への血流が増えることで自律神経が整い、腸の蠕動(ぜんどう)運動が改善するためです。

結果として、お通じがよくなる・お腹の張りが取れる・免疫が落ちにくい体になるという効果が期待できます。

免疫力アップにおすすめのお灸ツボ3選

ここでは、インフルエンザや風邪予防に役立つ代表的なツボをご紹介します。
自宅でも使えるせんねん灸などで、毎日のケアに取り入れてみましょう。

● 足三里(あしさんり)

膝の外側、膝のお皿の下から指4本分下にあります。
古くから「長寿のツボ」と呼ばれ、全身のエネルギーを高め、疲労回復・胃腸強化・免疫向上に効果的。

● 三陰交(さんいんこう)

内くるぶしの上、指4本分上の骨の際。
冷え・ホルモンバランス・免疫低下に関係するツボで、女性にも人気があります。
血流を整え、冷えにくい体づくりに◎。

● 大椎(だいつい)

首を前に倒したときに最も出っ張る骨(第7頸椎)の下。
風邪の引きはじめや寒気を感じたときに効果的で、体の防御反応を高めるツボです。
お灸で温めると、背中から全身に温かさが広がるのを感じられます。

「お灸で免疫が上がる」は科学的にも根拠あり

日本だけでなく、中国や韓国の大学でも「灸刺激と免疫反応」についての研究が進んでいます。
一部の研究では、

  • お灸刺激後に白血球数やリンパ球の増加が確認された
  • NK(ナチュラルキラー)細胞活性が上昇した
  • 免疫抑制状態にある人の免疫バランスが改善した
    といった報告もあります。

つまり、お灸は単なるリラックス法ではなく、
**体の防御システムそのものを整える「医学的ケア」**なのです。

お灸で体が変わると、冬の体調トラブルが減る

お灸を定期的に受けている方の多くがこう言います。

「そういえば、今年は風邪をひかなかった」
「冬でも手足の冷えがマシになった」
「朝の目覚めが楽になった」

これは、体の“内側の巡り”が整った証拠です。
お灸を続けることで、免疫だけでなく、睡眠の質・疲労回復力・ホルモンバランスも改善していきます。

にしむら鍼灸治療院で行う「免疫アップ灸治療」

当院では、体質や冷えのタイプに合わせて、
背中・腹部・足のツボを中心に、全身のバランスを整えるお灸治療を行っています。

施術中はじんわりとした温かさとともに、深いリラックス感が得られ、
終わった後は「体の芯がポカポカする」「呼吸が深くなった」と感じる方が多いです。

特に、

  • 冬になると体調を崩しやすい
  • 風邪やインフルエンザを毎年繰り返す
  • 手足の冷えが強い
  • ストレスで寝つきが悪い
    といった方には、免疫力を底上げする施術としておすすめです。

まとめ──お灸で「風邪に負けない体」を育てよう

インフルエンザが流行する今こそ、
体の“抵抗力”を高めるケアが必要です。

薬やサプリに頼る前に、
自分の体が持つ治す力=自然治癒力を引き出すことが何より大切。

お灸は、その自然治癒力を最大限に引き出す、日本の伝統的な知恵です。

冷えを取って、血流を整え、免疫を高める。
「お灸で冬を元気に乗り切る」──それが、にしむら鍼灸治療院からのご提案です。

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