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ブログ|スマホ疲れと自律神経の関係──目・首・脳が疲れるメカニズム

「寝る前までスマホ…」「目も肩も頭も重い」そんなあなたへ

最近、「なんだか疲れが取れない」「肩や首がずっと重い」「目の奥が痛い」「集中力が続かない」──そんなお悩みを抱えていませんか?
こうした不調の背景には、「スマホ疲れ」と呼ばれる現代的なストレスと、それに伴う自律神経の乱れが深く関係しています。

仕事でもプライベートでもスマホを手放せない時代。
1日あたりのスマホ利用時間が平均4〜6時間というデータもあり、無意識のうちに私たちの脳と神経は常に刺激を受け続けています。

にしむら鍼灸治療院でも、慢性的な首こり・頭痛・不眠・めまい・自律神経失調などを訴える患者さんの多くに、**「スマホの使いすぎ」**が隠れた要因として見られます。

1. スマホ疲れが自律神経を乱す3つの原因

① ブルーライトが「交感神経」を刺激する

スマホやパソコンの画面から発せられるブルーライトは、脳を覚醒させる作用があります。
夜間でもこの光を浴び続けると、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が抑えられ、身体は“昼間”だと錯覚。
その結果、交感神経が過剰に働き、寝ても疲れが取れない・眠りが浅い・頭が重いなどの症状を引き起こします。

特に「寝る直前までスマホを見る」習慣は要注意。
脳がリラックスモードに切り替わらず、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

② 下を向く姿勢が「首の神経」を圧迫する

スマホを見るとき、自然と顔が下を向き、首の前面にある筋肉(胸鎖乳突筋・斜角筋など)が緊張します。
この姿勢が続くと、首の血流が悪化し、自律神経が集まる頚部交感神経を圧迫。

その結果、

  • 頭痛やめまい
  • 目のかすみや充血
  • 耳鳴り
  • のどの違和感
  • 全身の倦怠感

といった“自律神経症状”が現れやすくなります。
「首こり」がひどい方ほど、自律神経の乱れを伴っているケースは非常に多いです。

③ 情報過多が「脳の疲労」を引き起こす

SNS、LINE、ニュース、動画──私たちはスマホを通して1日に数千件の情報を浴びています。
脳は常に新しい刺激を処理し続けるため、リラックスできる時間が減り、自律神経が休まる暇がありません

脳の過活動が続くと、「思考のオーバーヒート」が起こり、

  • 常に焦っている
  • 眠ってもスッキリしない
  • やる気が出ない
  • 心が落ち着かない

などの「脳疲労」型自律神経失調へと進行します。

2. 鍼灸で整える──自律神経をリセットするアプローチ

にしむら鍼灸治療院では、スマホ疲れに伴う自律神経の不調に対して、
首〜肩の筋緊張を和らげ、神経の流れと血流を整える治療を行います。

● 首・肩の緊張を緩めて「神経の通り」を良くする

スマホ疲れの多くは、首の硬さが原因。
鍼で首や肩、背中の深部筋をゆるめることで、交感神経の圧迫が軽減し、頭や目の血流が回復します。

● 自律神経の中枢「首・腹部・背中」を調整

鍼灸では、自律神経の働きを整える経絡(けいらく)を刺激します。
特に「天柱」「風池」「百会」「内関」「足三里」などのツボは、脳と内臓の連携を整えるのに有効です。

● 呼吸と血流を整える

鍼灸施術によって副交感神経が優位になり、呼吸が深くなります。
体温が上がり、末梢の血流が改善することで、「頭の重だるさ」「眼精疲労」「不眠」などの症状が軽くなります。

3. スマホ疲れを防ぐセルフケア

● ① スマホは「目の高さ」で見る

顔を下げる角度を減らすだけで、首への負担は大きく減ります。
テーブルやスタンドを活用し、視線が自然に正面にくるよう調整しましょう。

● ② 30分ごとに“遠くを見る”

近くを見続けると、目のピントを調整する筋肉(毛様体筋)が疲労します。
30分に1回は窓の外を見て、遠くに焦点を合わせてください。

● ③ 湯船にゆっくり浸かる

ぬるめ(38〜40℃)のお風呂に10〜15分浸かることで、副交感神経が活性化。
“交感神経優位”になった身体をリセットできます。

● ④ スマホは「寝る1時間前」に手放す

寝る前にスマホを見ると、脳が覚醒して眠りにくくなります。
「寝る1時間前からスマホオフ」を習慣にすることで、睡眠の質が格段に向上します。

4. “デジタル社会”にこそ必要な「休ませる勇気」

スマホやPCは、もはや生活に欠かせない道具です。
だからこそ、「使う時間」よりも「休ませる時間」を意識することが大切です。

  • 1日5分でも“ぼーっとする時間”をつくる
  • SNSの通知をオフにして、情報を選ぶ
  • お風呂・散歩・深呼吸など「何もしない時間」を持つ

それが、現代人の自律神経を守る最もシンプルな方法です。

まとめ:スマホ疲れは「首」から「脳」までつながっている

スマホ疲れは、単なる目や肩の疲れではなく、自律神経全体のバランスを乱す全身の問題です。
にしむら鍼灸治療院では、こうした「目・首・脳の連動疲労」に対して、体全体を見立てながら根本改善をめざします。

「最近ずっと疲れている」「首や目の奥が重い」「眠れない」──
そんな方は、一度“神経のめぐり”を整えてみませんか?
スマホ社会でも、あなたの身体には本来の回復力が備わっています。
鍼灸で自律神経を整え、すっきりとした毎日を取り戻しましょう。


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