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ブログ|陰部神経痛(Pudendal Neuralgia)のセルフケア

陰部神経痛とは?

陰部神経痛は、会陰部(外陰部・肛門周囲・膣や陰茎の周辺)に鋭い痛み・焼けるような感覚・しびれなどが現れる状態です。座ると悪化し、立ったり横になったりすると軽減する特徴があります。

原因としては、出産・自転車・便秘・長時間の座位・手術などでの陰部神経の圧迫や損傷が挙げられます。根本治療が必要ですが、症状緩和や予防のためのセルフケアもとても重要です。

陰部神経痛に効果的なセルフケア5選

1. 長時間座りっぱなしを避ける

陰部神経は坐骨棘や仙結節靱帯の間を通るため、座圧によって絞扼されやすくなります。以下の工夫で圧迫を軽減しましょう。

  • ドーナツ型クッションを使用
  • 30分に1回は立ち上がって軽く歩く
  • 骨盤を立てるように意識して座る

2. 骨盤底筋のストレッチ

骨盤底筋の緊張が陰部神経を圧迫することがあるため、ストレッチで緩めることが大切です。

簡単なストレッチ(仰向けバタフライ):

  1. 仰向けに寝て両足の裏を合わせて膝を開く
  2. 腰や太ももに力を入れず、呼吸に合わせてリラックス
  3. 1日10〜15分、深呼吸とともに行う

3. 温める(温熱療法)

下腹部や仙骨部を温めることで血流を促進し、神経の圧迫による痛みを緩和します。

  • 仙骨部(腰の下、尾骨の上)にホットパックを15分
  • 足湯や半身浴も効果的(38~40℃、20分程度)

4. 呼吸法(腹式呼吸・自律神経ケア)

痛みのストレスで交感神経が過敏になると、筋緊張が強くなり痛みが悪化します。腹式呼吸でリラックスしましょう。

やり方:

  1. 仰向けに寝てお腹に手を置く
  2. 鼻からゆっくり息を吸ってお腹を膨らませる
  3. 口からゆっくり吐いてお腹をへこませる
  4. 5分間、1日2~3回が目安

5. ツボ押し・お灸(自宅ケア)

以下のツボは、会陰部の血流促進や神経の鎮静に役立ちます。

  • 【会陰(えいん)】:肛門と陰部の中間点
  • 【腎兪(じんゆ)】:ウエストラインの背骨から指2本分外側
  • 【百会(ひゃくえ)】:頭のてっぺん、左右の耳の先を結んだ線と鼻から頭をまっすぐ上がった線の交点

注意すべきポイント

  • 痛みが強い場合や麻痺・感覚異常がある場合は自己判断せず専門機関へ
  • マッサージや強い刺激で悪化するケースもあるため注意
  • セルフケアは継続して行うことで効果が出やすい

鍼灸と併用することでより早く改善へ

にしむら鍼灸治療院では、陰部神経の走行と筋肉・靭帯・内臓との関係を把握した上で、安全に鍼灸施術を行っています。セルフケアで限界を感じたら、ぜひ早めにご相談ください。

鍼灸と併用することでより早く改善へ

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