Irritable Bowel Syndrome (IBS) and Autumn – Why digestive symptoms worsen in this season
秋になると増える「お腹のトラブル」
Digestive troubles that increase in autumn
「秋になるとお腹がゴロゴロする」
「急に下痢や便秘を繰り返す」
このようなお悩みは、過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome, IBS) が関係しているかもしれません。
IBSは腸に大きな異常が見つからないのに、お腹の痛みや便通異常が続く病気です。20〜40代に多く、生活の質(Quality of Life, QOL)を下げてしまいます。
なぜ秋に症状が悪化しやすいのか?
Why does IBS worsen in autumn?
1. 気温差と自律神経の乱れ
Temperature differences and autonomic nervous system imbalance
秋は寒暖差が大きく、自律神経(Autonomic Nervous System, ANS)が乱れやすい季節です。腸は自律神経と深く関わっており、バランスが崩れると下痢や便秘につながります。
2. 夏の疲れの影響
Residual summer fatigue
冷たい飲み物やエアコンで冷えた腸の疲れが秋に表面化し、不調を招きます。
3. 食欲の秋
“Appetite of autumn” and overeating
旬の味覚を楽しむ一方で、暴飲暴食やアルコールが腸に負担をかけます。
4. 心理的ストレス
Psychological stress
秋は仕事や学校の多忙さからストレスが増し、腸の働きを乱します。
鍼灸でできるサポート
How acupuncture can help
にしむら鍼灸治療院では、IBSに対して以下のような施術を行っています:
- 自律神経を整えるツボ / Points to balance ANS (内関 PC6, 足三里 ST36 など)
- お腹の緊張を和らげるツボ / Abdominal relaxation points (天枢 ST25, 中脘 CV12 など)
- ストレス緩和のツボ / Stress-relief points (合谷 LI4, 太衝 LR3 など)
これらにより、腸の働きを整え、便通のリズムを改善します。施術後にはリラックス効果も期待でき、心身の負担を和らげるサポートになります。
ご自宅でできる秋のセルフケア
Self-care tips for autumn
- お腹を冷やさない – Keep your abdomen warm
- 生活リズムを整える – Maintain a regular daily rhythm
- 軽い運動 – Light exercise such as walking or stretching
- 食生活の工夫 – Avoid overeating, eat warm meals, and include fermented foods
まとめ
Conclusion
秋は気温差・食生活・ストレスの影響で、IBSが悪化しやすい季節です。
- 「検査では異常なしと言われたのに不調が続く」
- 「下痢や便秘で生活に支障がある」
そんな方は、一度ご相談ください。
にしむら鍼灸治療院では、自律神経とストレスの両面に着目した鍼灸施術で、腸の不調をサポートしています。
お腹の不調を我慢せず、ぜひ一緒に改善の一歩を踏み出しましょう。
Don’t suffer in silence – let’s take the first step toward improving your digestive health.