■「真面目な人ほど、なぜ体を壊しやすいのか?」
「責任感が強くて」「人に迷惑をかけたくない」「いつも頑張りすぎてしまう」──
そんな性格の方ほど、知らず知らずのうちに体に“力み”がたまっていきます。
鍼灸院で慢性的な首肩こり、頭痛、顎関節症、慢性前立腺炎、陰部神経痛などの症状を訴える方をみると、共通しているのが 「常に緊張状態が抜けない」 という点です。
■体の中で起こっていること──「交感神経の張りっぱなし」
私たちの体は、「交感神経」と「副交感神経」がバランスをとって働いています。
しかし、真面目で頑張り屋の方は常に“ONモード”で、交感神経が優位な状態が続きやすい。
その結果──
- 筋肉が常に緊張し、肩や顎、骨盤まわりが固くなる
- 血流が悪くなり、痛み物質が滞る
- 内臓の働き(特に泌尿・消化系)が落ちる
- 睡眠が浅くなり、回復力が低下する
つまり、「心の緊張」が「体の緊張」として現れ、慢性痛の悪循環を作ってしまうのです。
■慢性前立腺炎・顎関節症・陰部神経痛に多い“タイプ”
にしむら鍼灸治療院でも、
- 慢性前立腺炎(Chronic Prostatitis)
- 陰部神経痛(Pudendal Neuralgia)
- 顎関節症(TMJ Disorder)
といった“慢性の痛み”を抱える方の多くが、
性格的に「完璧主義」「気遣いが多い」「我慢強い」という傾向があります。
「痛みを感じても仕事を休めない」
「病院では異常なしと言われても納得できない」
──そんな生真面目さが、結果的に体をさらに緊張させてしまうのです。
■鍼灸で「リセット」できる理由
鍼灸治療では、筋肉の緊張を直接ゆるめるだけでなく、
自律神経のバランスを整える効果 が科学的にも確認されています。
筑波大学などの研究(2019)では、鍼刺激により副交感神経活動が高まり、
心拍変動や末梢血流が改善することが報告されています。
にしむら鍼灸治療院では、こうした「体の力み」「神経の過緊張」を整える目的で、
自律神経調整・骨盤周囲の鍼・頭部や顎まわりへのアプローチを組み合わせています。
■“真面目な人”こそ、力を抜く練習を
体調を良くするには「もっと頑張る」ではなく、
「少しサボる」「少し抜く」こと が大切です。
- 完璧にやらなくてもいい
- 頼れるときは人に頼っていい
- 10分の昼寝も、体にとって立派な治療
鍼灸治療を通じて「リラックスする感覚」を取り戻すと、
体だけでなく、気持ちも軽くなっていく方が多いです。
■まとめ
- 真面目な人ほど交感神経が過剰に働きやすい
- その結果、筋肉・血流・神経が緊張し、慢性痛を悪化させる
- 鍼灸はその「自律神経のバランス」を整える有効な手段
- 体と心をゆるめることで、慢性症状の改善が見えてくる
🏠 にしむら鍼灸治療院では
慢性前立腺炎・陰部神経痛・顎関節症など、
「検査で異常がないのに続く痛み」に専門的に取り組んでいます。
📍南海高野線、金剛駅から徒歩12分
📞 完全予約制・プライバシー重視
👉【慢性症状でお悩みの方へ】
「頑張るのを少し休む時間」を、鍼灸でつくってみませんか?