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症例紹介|不眠・肩こり・自律神経の乱れでお悩みの70代女性 ─ 首肩の凝りをゆるめ、眠れる体へ

◆来院のきっかけ

70代の女性。
「夜にまったく眠れない」「首や肩、背中がずっと張って苦しい」との訴えで来院されました。
以前から肩こりは感じていたそうですが、最近は眠れないほど辛く、病院での検査でも特に異常はなく、「歳のせい」と言われていたそうです。

◆触診と状態

首から肩・背中にかけての筋肉がまるで石のように硬く凝り固まっており、触れるだけでも強い緊張が伝わってきました。
このような状態では、いきなり鍼をしても筋肉が防御反応を起こしてしまい、かえって回復までに時間がかかることがあります。

◆施術の流れ

まずは指圧で筋肉を骨から剥がすようなイメージで、じっくり30分かけて緩めることから始めました。
深部まで温かみが戻ってきた段階で、頚肩部・背部に鍼を丁寧に刺入し、20分間の置鍼を行いました。

抜鍼の瞬間、全身の血流が一気に巡りはじめたようで、
患者様は「体がポカポカして、目の前が眩しいくらい明るく感じます」と驚かれていました。

◆施術後の変化

施術直後から体の軽さを実感されたようで、翌週の再来院時には笑顔でこう話してくださいました。

「先生、2年ぶりにぐっすり眠れたんです!朝まで一度も目が覚めませんでした。」

長年の不眠や肩こりでお悩みの方にとって、眠れるというのは何よりの喜びです。
その笑顔を見た瞬間、
「鍼灸師になって本当に良かった」と心から思いました。

「よしっ、次はもっと頑張ろう!」──そんな気持ちにさせてくれる症例でした。

◆考察

このケースのように、不眠と肩こり・自律神経の乱れは密接に関係しています。
首や肩の筋肉が緊張すると、脳へ送られる血流が低下し、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
鍼灸によって筋肉の拘縮を緩め、血流と神経の流れを整えることで、自然と眠れる体へと導くことができます。

◆まとめ

  • 首肩の凝りと不眠は、自律神経の乱れが関係している
  • いきなり鍼をせず、筋肉をゆるめてから刺鍼することが回復の鍵
  • 鍼灸は「眠れる体づくり」にとても有効な治療法

🌀 「眠れない」「肩こりがつらい」「自律神経の乱れを感じる」
そんな方は、一度ご相談ください。
体をゆるめ、眠れる体を取り戻すお手伝いをいたします。

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