年末になると
「会陰部の違和感が戻ってきた」
「なんとなく重だるさや痛みが強くなってきた」
といった慢性前立腺炎のご相談が増えます。
生活が乱れやすい時期だからこそ、
身体の“炎症体質”が高まり、症状が悪化しやすいのです。
その炎症体質を内側から整えてくれる栄養素が
オメガ3脂肪酸(EPA・DHA・αリノレン酸) です。
今回は、慢性前立腺炎が年末に悪化しやすい理由と、
オメガ3がなぜ症状改善に役立つのかを、わかりやすくまとめました。
■ 年末に慢性前立腺炎が悪化しやすい3つの理由
① ストレスと疲労で自律神経が乱れやすい
年末は仕事・家庭の予定が重なり、緊張状態が続きがち。
交感神経が優位になると骨盤周りの筋肉が硬くなり、
前立腺周辺の血流が低下して痛みや違和感が悪化しやすくなります。
② アルコール・揚げ物・外食で“炎症を強める食事”が増える
忘年会などで、普段より
- 脂質の多い食事
- アルコール
- 塩分・糖質の多い料理
が増えると、体の中で炎症物質が出やすくなります。
慢性前立腺炎の本質のひとつは“慢性的な炎症”なので、
食生活の乱れは症状悪化の大きな原因になります。
③ 冷え込みで骨盤内の血流がさらに低下
気温が下がると血管が収縮し、ただでさえ滞りやすい骨盤内の血流がより悪化。
前立腺への循環が落ちることで、痛み・張り感が戻りやすくなります。
■ 炎症を抑える鍵となる「オメガ3脂肪酸」とは?
オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)は、魚やナッツ・種子類に多く含まれる脂質で、
身体の中の“炎症のスイッチ”を落ち着かせる働きがあります。
この作用が、慢性前立腺炎の症状をやわらげるうえでとても有効です。
■ オメガ3脂肪酸が慢性前立腺炎に役立つ理由
① 慢性炎症を鎮める “抗炎症作用”
オメガ3は体内で、炎症を落ち着かせる方向の物質をつくる材料になります。
同時に、炎症を強める物質(オメガ6系)と競合することで、
炎症の出すぎを抑えてくれる という仕組みがあります。
この働きにより、
前立腺周囲のヒリヒリ感や重だるさの改善につながります。
② 血流をサラサラにして、前立腺の巡りを改善
EPA・DHAには血流の質を良くする作用があり、
骨盤内の循環をサポートします。
年末に増える
・飲酒
・脂質の多い食事
・運動不足
でドロッとしがちな血液を整えてくれるため、
前立腺の“うっ血感”や重だるさの改善 に役立ちます。
③ ストレスによる自律神経の乱れを安定させる
オメガ3は脳神経の働きとも関係しており、
ストレス過多で乱れやすい自律神経のバランスを整える作用があります。
慢性前立腺炎は
「ストレス → 交感神経の緊張 → 骨盤周囲の筋緊張」
という流れで悪化しやすいため、
この点でもプラスに働きます。
■ 冬に積極的にとりたい「オメガ3食材」
- サバ・サンマ・イワシ・鮭(EPA/DHA)
- 亜麻仁油・えごま油(αリノレン酸)
- くるみ(植物性オメガ3)
特に魚由来のEPA・DHAは、炎症を落ち着かせる即効性があります。
■ 栄養だけでなく“巡る身体づくり”が大切
オメガ3は慢性炎症に対してとても心強い栄養素ですが、
それだけでは症状が根本から改善するわけではありません。
慢性前立腺炎は
- 骨盤周囲の筋緊張
- 血流障害
- 神経の過敏化
が絡み合うため、栄養・生活習慣・施術の3つがそろうことで改善しやすくなります。
にしむら鍼灸治療院では、
骨盤周囲の深い筋緊張をゆるめ、自律神経を整え、
前立腺周辺の血流改善を促す施術を行っています。
■ まとめ:年末の悪化を防ぐ“炎症コントロール”を
年末は、ストレス・食生活・冷えが重なり、
慢性前立腺炎が悪化しやすい時期です。
その対策として
オメガ3脂肪酸は、炎症体質を整え、痛みや違和感を抑える大きな味方。
食事に取り入れるのが難しい場合は、
サプリメントの活用や、施術との併用も効果的です。
会陰部の痛みや尿の違和感が強くなる前に、
気になる方はLINEからお気軽にご相談ください。
日曜施術OK 自律神経のお悩み、腰痛、慢性前立腺炎の専門鍼灸院 大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 南海高野線金剛駅徒歩12分 施術のご相談、ご予約はLINEでお問い合わせください➡https://lin.ee/5X2dY7a













