──“食べる免疫ケア”で冬を元気に過ごす
寒くなると、どうしても体が冷えやすく、免疫力が下がりがちです。そんな季節におすすめなのが「ハーバード大学式野菜スープ」。
医学的にも注目されている抗酸化成分と免疫細胞の活性化を助ける食べ方で、インフルエンザ予防にも役立つと話題です。
1. 「ハーバード大学式野菜スープ」とは?
アメリカ・ハーバード大学の栄養学研究チームが推奨する、4種類の野菜を使った健康スープです。
材料はいたってシンプル:
- キャベツ
- タマネギ
- ニンジン
- カボチャ(またはトマト)
これらの野菜をじっくり煮込むことで、ビタミン・ミネラル・ポリフェノール・グルタミン酸などが溶け出し、体を中から整えます。
2. 免疫を上げる仕組み
野菜スープには、免疫力アップに欠かせない次の働きがあります。
● 腸を整える「食物繊維」
腸内環境を良くすることで、体の70%を占める免疫細胞が活発に。風邪やウイルスへの抵抗力が高まります。
● 抗酸化成分で細胞を守る
ニンジンやカボチャに多いβカロテン、タマネギのケルセチン、キャベツのビタミンCなどが、免疫細胞の老化を防ぎます。
● 体を温める
温かいスープを飲むことで血流が促進され、体温が上昇。体温が1℃上がるだけで、免疫力は約5〜6倍になると言われます。
3. 作り方(基本レシピ)
材料(約3日分)
- キャベツ:1/4玉
- タマネギ:1個
- ニンジン:1本
- カボチャ:1/4個(またはトマト1個)
- 水:1.5リットル
作り方
- 野菜を一口大に切る
- 鍋にすべての材料と水を入れ、沸騰後、弱火で30分煮込む
- 味つけは不要(素材の甘みで十分)
- 飲むときに、少量の塩やオリーブオイルを加えてもOK
4. 飲み方のポイント
- 朝食や夕食前に、1杯(200ml)をゆっくり飲むのが理想
- 3日分をまとめて作り、冷蔵保存(3日以内に)
- 体を冷やさないよう、温めて飲むことが大切
5. 鍼灸+食養生でさらに免疫力を高める
にしむら鍼灸治療院では、体の内側から免疫力を底上げする鍼灸治療+食養生をおすすめしています。
特に冬場は、腸や自律神経のバランスを整えるツボ刺激が効果的。
「冷え」「疲れ」「風邪をひきやすい」といったお悩みに、体質からの改善を目指します。
まとめ
インフルエンザ予防には、ワクチンや手洗い・うがいだけでなく、毎日の食事が欠かせません。
温かい「ハーバード大学式野菜スープ」で体の内側から免疫を整え、この冬を元気に乗り切りましょう。
出典:
前田浩「ウイルス学の権威が長年食べる健康食『野菜スープ』」〈かぜと健康NEWS〉(クラシエ)2021年10月。
藤田紘一郎「腸内環境を整えて免疫力アップ!あったかクリーミーな長寿スープとは?」〈Diamond〉2020年12月24日。
髙橋弘「ウイルスに負けない免疫力を!! 医師が教える『ファイトケミカルスープ』のつくり方」〈致知〉2021年1月14日。
『最強の野菜スープ40人の証言:がんや感染症に負けない免疫力&抗酸化力をつける野菜スープ』〈書籍〉2020年発行。
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