お知らせ・ブログ

ブログ|「異常なし」と言われたのに、なぜ痛いの?

大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 陰部神経痛などの「慢性骨盤痛症候群」専門鍼灸院

「異常なし」と言われたのに、なぜ痛いの?

陰部神経痛に悩む女性が、いくつもの医療機関を巡った末に鍼灸院へたどり着く理由

「泌尿器科では異常なしでした」
「婦人科でも問題ないと言われました」
「整形外科でMRIも撮ったけど原因不明…」

それでも、

  • 座ると陰部が痛い
  • ヒリヒリ、ジンジンする
  • 下着が触れるだけでつらい
  • 会議や電車が苦痛
  • 誰にも理解されない

そんな症状に、長く苦しんでいる女性は少なくありません。

そして多くの方が、
泌尿器科 → 婦人科 → 肛門科 → 整形外科 → 神経内科…
と、さまざまな医療機関を受診し、最後に鍼灸院へたどり着きます。

しかし、ここで大切なのは、

「病院が悪い」のではありません。

実は、
それぞれの医療機関には“役割の違い”があるのです。

今回は、陰部神経痛に悩む女性がなぜ複数の医療機関を巡るのか、そして鍼灸院では何を見て、何を行っているのかをわかりやすく解説します。

まず最初に大切なのは「病院での検査」です

陰部痛・会陰部痛・骨盤周囲の痛みには、

  • 膀胱炎
  • 子宮や卵巣の疾患
  • 子宮内膜症
  • 感染症
  • 腫瘍
  • 腰椎疾患
  • 神経障害
  • 血管系の異常

など、重大な病気が隠れている場合があります。

そのため、最初に医療機関で検査を受けることは非常に重要です。

特に、

  • 血尿
  • 発熱
  • 急激な痛み
  • 排尿障害
  • 不正出血
  • 下肢の麻痺

などがある場合は、まず病院での精査が優先されます。

これは本当に大切なことです。

鍼灸院は、病院の代わりではありません。

「重大疾患を除外する役割」と、
「機能的な問題へアプローチする役割」は別なのです。

泌尿器科の役割とは?

泌尿器科学では、

  • 膀胱
  • 尿道
  • 尿路
  • 排尿機能

などを専門的に診ます。

そのため、

  • 膀胱炎
  • 間質性膀胱炎
  • 尿路感染
  • 排尿障害

などを除外・診断する非常に重要な役割があります。

ただし、検査で異常が見つからないケースでは、

「炎症はありません」
「検査上は問題ありません」

となることがあります。

これは「痛みが存在しない」という意味ではありません。

画像や検査に映りにくい、

  • 筋肉の過緊張
  • 神経周囲の圧迫
  • 骨盤底筋の拘縮

などが背景にある場合、検査では異常が出ないこともあります。

婦人科の役割とは?

婦人科学では、

  • 子宮
  • 卵巣
  • ホルモン
  • 女性特有の骨盤内疾患

を確認します。

女性の陰部痛では、

  • 子宮内膜症
  • 卵巣疾患
  • 骨盤内炎症
  • ホルモン変化

などとの鑑別が非常に重要です。

婦人科で異常がないことは、実は大きな安心材料です。

しかし一方で、

「異常なし=症状が軽い」

ではありません。

実際には、

  • 座位で悪化
  • ストレスで増悪
  • 生理周期で変化
  • 長時間緊張で悪化

など、筋肉や神経の機能的問題が隠れていることがあります。

肛門科の役割とは?

肛門病学では、

  • 裂肛
  • 直腸周囲疾患

などを確認します。

陰部神経は肛門周囲とも深く関係しているため、

  • 肛門痛
  • 残便感
  • 座ると肛門が痛い

という症状から受診される方もいます。

ここでも重要なのは、
「危険な病気を見逃さないこと」です。

整形外科の役割とは?

整形外科学では、

  • 腰椎
  • 骨盤
  • 股関節
  • 姿勢
  • 神経圧迫

などを画像検査で確認します。

特に、

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 仙腸関節周囲

との関連を確認することは非常に重要です。

ただし、

MRIで「異常なし」でも、

  • 筋膜の緊張
  • 骨盤底筋の硬さ
  • 神経周囲の滑走不全

などは画像に映らない場合があります。

神経内科の役割とは?

神経内科学では、

  • 神経疾患
  • 感覚異常
  • しびれ
  • 神経障害

を専門的に診ます。

重篤な神経疾患の除外は非常に重要です。

一方で、

「命に関わる神経疾患ではない」

とわかっても、

日常生活がつらいほどの痛みが残るケースがあります。

では、鍼灸院では何を見ているのか?

鍼灸学では、

「異常があるか」だけではなく、

“なぜその部分が緊張し続けているのか”

を重視します。

特に陰部神経痛で多いのが、

  • 骨盤底筋の過緊張
  • お尻の深部筋の硬さ
  • 長期間の防御反応
  • 自律神経の乱れ
  • 食いしばり
  • 呼吸の浅さ
  • 長時間座位
  • ストレスによる持続緊張

です。

つまり、

「構造異常」よりも、
「機能異常」に着目するケースが多いのです。

鍼灸施術で行うこと

当院のような慢性骨盤痛・陰部神経痛へ対応する鍼灸院では、

  • 骨盤周囲の筋緊張
  • 股関節の可動性
  • 腰部〜殿部の硬さ
  • 呼吸状態
  • 自律神経の反応
  • 姿勢
  • 座り方
  • 睡眠状態

などを総合的に確認します。

そのうえで、

  • 骨盤底筋へ関連する筋肉
  • 殿部深層筋
  • 下腹部
  • 腰部
  • 自律神経調整

などへ鍼や電気刺激(パルス通電)を用いることがあります。

これは「その場だけの慰安」ではなく、

過剰に興奮した神経と筋肉の反応を落ち着かせること

を目的として行います。

「異常なし」で終わらせないために

陰部神経痛の女性患者さんの多くが、

「気のせいなのかなと思った」
「誰にも理解されなかった」
「検査で異常がないから我慢するしかないと思った」

と話されます。

ですが、

検査で異常がないことと、
症状が存在しないことは別です。

だからこそ、

  • 医療機関で重大疾患を除外する
  • その後、機能的問題へアプローチする

という“役割分担”が大切になります。

最後に

陰部神経痛は、

  • 見た目ではわかりにくい
  • 周囲へ相談しづらい
  • 検査で異常が出にくい

という特徴があります。

だからこそ、
「理解されない孤独」を感じやすい症状でもあります。

もし今、

いくつもの医療機関を受診しても改善せず悩んでいるなら、

「異常がない=原因がない」

ではなく、

“筋肉・神経・自律神経の機能的な問題”という視点が必要なのかもしれません。

まずは医療機関でしっかり検査を受けること。
そのうえで、別の角度から身体を見ていく。

それが、慢性的な陰部痛改善への大切な一歩になることがあります。

日曜施術OK 自律神経のお悩み、腰痛、陰部神経痛、慢性前立腺炎の専門鍼灸院
大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院

南海高野線金剛駅徒歩12分
施術のご相談、ご予約はLINEでお問い合わせください➡https://lin.ee/5X2dY7a

オーダーメイド枕
「頚椎メディカル枕」

072-320-1649

072-320-1649

受付時間
月・火・水・金 9時~19時
土・日 9時~16時

≫お問い合わせ、ご予約は
LINEアプリからが便利です

お急ぎの方はお電話でお問合せ下さい。
できる限りその日に対応出来るよう
調整致します。
お気軽にご相談下さい。