大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 慢性前立腺炎などの「慢性骨盤痛症候群」専門鍼灸院
慢性前立腺炎がなかなか治らない人へ。「症状が良くなったり悪くなったり」は回復の途中かもしれません
「今日は楽なのに、明日はまた痛い…」え、これ自分のことだ…
「昨日はほとんど痛くなかったのに、今日はまた下腹部が痛い。」
「座るとお尻が痛い日もあれば、何ともない日もある。」
「病院では異常なし。でも症状は確かにある。」
もしあなたがそんな毎日を送っているなら、不安になるのも当然です。
「結局、一生このままなのでは…」
そんな気持ちになってしまう方を、私はこれまで数多く見てきました。
しかし、慢性前立腺炎(CP/CPPS)は一直線に良くなる病気ではありません。
実際には、「良い日」と「悪い日」を繰り返しながら、少しずつ改善していくケースが少なくありません。
今日は、その理由について分かりやすくお話しします。
①「ジェットコースターのような回復」が普通です
風邪なら、熱が下がれば元気になります。
しかし慢性前立腺炎は違います。
例えるなら、株価のチャートのようなものです。
毎日少しずつ右肩上がりではなく、
- 良い日
- 悪い日
- とても良い日
- 少し悪い日
を繰り返しながら、数週間、数か月後に振り返ると「あれ?以前より楽になっている」と感じることが多いのです。
だから、一度調子が悪くなっただけで「振り出しに戻った」と考える必要はありません。
②「痛みが戻った=治療が効いていない」ではありません
施術後に楽になっても、翌日に症状が戻ることがあります。
すると、
「やっぱり一時的だった…」
と思ってしまいます。
ですが、筋肉や神経は長年の緊張をすぐには手放してくれません。
例えば、何年も猫背だった人が、一日姿勢を意識しただけで完璧な姿勢になることはありませんよね。
元の姿勢に戻ろうとします。
骨盤底筋やお尻、股関節周囲の筋肉も同じです。
身体は今までのクセに戻ろうとするため、一時的に症状が戻ることがあります。
だからこそ、継続して身体に「こちらが本来の状態ですよ」と教えてあげることが大切なのです。
③症状には「天気」や「ストレス」も大きく影響します
慢性前立腺炎は痛みだけの病気ではありません。
自律神経の影響も大きく受けます。
例えば、
- 睡眠不足
- 仕事のストレス
- 長時間のデスクワーク
- 暑さや寒さ
- 気圧の変化
こうした出来事だけでも痛みが強くなることがあります。
実際、
「昨日は35℃近い暑さだったのに、症状は意外と軽かった。」
逆に、
「仕事で大きなストレスがあった翌日から痛みが強くなった。」
という方も珍しくありません。
つまり、その日の症状だけを見て一喜一憂する必要はないのです。
④大切なのは「今日の痛み」ではなく「1か月前との比較」
症状ばかり気にしていると、どうしても今日の調子だけを見てしまいます。
しかし本当に見るべきなのは、
「1か月前の自分」です。
例えば、
- 長時間座れるようになった
- 夜中に起きる回数が減った
- 痛みを忘れる時間が増えた
- 趣味を楽しめる日が増えた
こんな小さな変化こそ、本当の改善です。
実際、改善された患者さんほど、
「そういえば最近、痛みのことを考える時間が減りました。」
とおっしゃいます。
これが回復のサインです。
⑤焦らない人ほど、結果的に早く良くなる
少し意外かもしれませんが、
「早く治したい!」
と毎日痛みばかり気にしている人ほど、症状に意識が集中しやすくなります。
一方で改善が早い方は、
「今日は少し歩いてみよう。」
「調子が良いから買い物に行こう。」
「昨日より少し楽だったな。」
と、小さな前進を積み重ねています。
痛みだけを見るのではなく、「できること」が増えているかに目を向けることが、回復への近道になる場合があります。
まとめ|「波がある」のは、前に進んでいる証拠かもしれません
慢性前立腺炎は、階段を一直線に上るようには改善しません。
一歩進んで、半歩下がる。
また一歩進む。
そんな経過をたどる方が多くいらっしゃいます。
もし今、症状がぶり返して不安になっているなら、「今日は悪い日なんだな」と少し距離を置いて考えてみてください。
そして、1週間前、1か月前の自分と比べてみてください。
意外と、できることが増えているかもしれません。
一人で悩み続ける必要はありません。
つらい症状が続いている方は、一度ご自身の身体の状態を客観的に見直してみませんか。
焦らず、あきらめず、一歩ずつ積み重ねていけば、症状が軽くなり、日常を取り戻せる可能性はあります。あなたの「良い日」が少しずつ増えていくよう、一緒に改善への道を考えていきましょう。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状が続く場合や悪化する場合、発熱、血尿、排尿困難などを伴う場合は、泌尿器科などの医療機関で適切な診察を受けてください。
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