大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 慢性前立腺炎などの「慢性骨盤痛症候群」専門鍼灸院
症例紹介|慢性前立腺炎で座っていられない30代男性|大阪市から通院した11回の施術経過
「長時間座っていられない」
「車の運転がつらい」
「泌尿器科で治療を受けても、なかなか痛みが軽くならない」
慢性前立腺炎では、このように痛みのために仕事や日常生活に支障を感じる方がいます。
今回は、大阪市から電車を乗り継いで当院へ通院された30代男性の施術経過をご紹介します。
※以下は当院での施術経過の一例です。すべての方に同様の経過がみられることを示すものではありません。
30代男性・営業職
今回ご紹介するのは、大阪市在住の30代男性です。
営業職という仕事柄、車の運転や座っている時間も多く、痛みが日常生活の大きな負担になっていました。
これまでの経過
30歳頃から、自律神経に関係する症状や坐骨神経痛を経験しており、以前から鍼灸院に月1回程度通院されていました。
その後、約1年前から泌尿器周辺の痛みが出現。
特に、
- 座っていることがつらい
- 車の運転がつらい
- 泌尿器周辺に痛みがある
といった症状があり、泌尿器科を受診。
慢性前立腺炎と診断され、投薬治療やカテーテルによる治療を受けました。
しかし、本人としては十分な変化を感じられず、別のアプローチを検討するため、令和8年(2026年)5月8日に当院を受診されました。
施術を始めても、最初から順調だったわけではありません
慢性的な痛みの場合、施術を始めたからといって毎回少しずつ一直線に良くなるとは限りません。
この方も、施術を重ねる途中で痛みがぶり返すことがありました。
そのため、
「また痛みが戻ってしまった」
という時期もありました。
しかし、経過をみながら施術を続けていく中で、徐々に痛みの程度が軽くなっていきました。
施術回数を重ねるにつれて、通院間隔も延びていきました
今回の通院は合計11回です。
最初は症状を確認しながら施術を行い、経過をみて徐々に通院間隔を空けていきました。
7回目の施術以降は、2週間に1回程度。
さらに、
9回目以降は、1か月程度の間隔
を空けて経過をみました。
そして今回、11回目の施術となりました。
現在は「完全に痛みがない」わけではありません
ここは、この症例を紹介するうえで大切なところです。
現在、痛みが完全になくなったわけではありません。
しかし、以前のように座っていることや車の運転が強い負担になる状態からは変化し、痛みが出ても、ある程度は我慢できる程度まで軽減しているとのことでした。
また、現在は痛みを感じない時間のほうが多いという状態になっています。
これは、「痛みがゼロになった」という結果ではありません。
しかし、慢性的に続いていた痛みによって日常生活が制限されていた方にとって、痛みの程度や頻度が変わることは、生活を考えるうえで一つの変化になると考えています。
大阪市内から電車を乗り継いでの通院
今回、当院への通院には大阪市内から電車を乗り継いで来院されていました。
症状が落ち着いてきたことに加え、通院そのものの負担も考慮し、今回の11回目の施術を一区切りとして、いったん終了することになりました。
今後は、症状の状態をみながら過ごしていただくことになります。
慢性前立腺炎の痛みは、波があることもあります
慢性前立腺炎や慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS)では、症状が一定ではなく、
「昨日は楽だったのに今日は痛い」
「しばらく調子が良かったのに、また痛みが出てきた」
というように、症状に波を感じる方もいます。
今回の患者さんも、施術期間中に痛みがぶり返す時期がありました。
そのため、短期間の変化だけで判断するのではなく、痛みの強さ、痛みが出る頻度、座っていられる時間、仕事や日常生活への影響などを含めて経過を見ることが大切です。
慢性前立腺炎は「前立腺だけ」の問題とは限りません
慢性前立腺炎と診断されても、痛みが長期間続く場合には、前立腺そのものだけでなく、骨盤周辺の筋肉や神経、痛みの感じ方など、さまざまな要素が関係している場合があります。
特に、
- 座ると痛みが強くなる
- 会陰部や骨盤周辺に痛みがある
- 車の運転で症状がつらくなる
- 坐骨神経痛などの既往がある
- 痛みが長期間続いている
といったケースでは、痛みの出ている場所だけを見るのではなく、骨盤周辺を含めた身体全体の状態を確認することも重要です。
当院では、症状が出ている部位だけに注目するのではなく、これまでの経過や身体の状態を確認したうえで、鍼灸による施術を行っています。
「痛みゼロ」だけを目標にしないという考え方
慢性的な痛みでは、最初から「完全に痛みをなくす」ことだけを目標にすると、症状の波に一喜一憂してしまうことがあります。
今回の患者さんも、途中で痛みがぶり返すことがありました。
それでも施術を重ねる中で、
痛みが軽くなる
↓
痛みを感じない時間が増える
↓
通院間隔を延ばせる
↓
日常生活への負担が減る
という経過をたどりました。
最終的に痛みが完全になくなったわけではありませんが、本人が「ある程度我慢できる」と感じられるところまで変化したため、今回はいったん施術を終了することになりました。
痛みが再び強くなった場合は、早めの相談を
今回のように症状が落ち着いて施術を終了できたとしても、慢性的な痛みは、その後に再び症状が強くなることがあります。
もし今後、以前のような痛みが再び強くなった場合には、無理に我慢し続けず、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
また、症状によっては泌尿器科などでの確認が必要になる場合があります。
鍼灸だけですべての症状を判断するのではなく、必要に応じて医療機関と連携しながら、自分の症状に合った方法を検討することが大切です。
まとめ
今回ご紹介した30代男性は、約1年間続いていた泌尿器周辺の痛みに悩み、座っていることや車の運転もつらい状態でした。
泌尿器科で慢性前立腺炎と診断され、投薬やカテーテルによる治療を受けましたが、十分な変化を感じられず、令和8年(2026年)5月8日に当院を受診。
合計11回の施術を行い、途中で痛みがぶり返す時期もありましたが、施術を重ねるにつれて痛みは軽減。
7回目以降は2週間に1回、9回目以降は1か月に1回と通院間隔を延ばすことができ、11回目の今回を一区切りとして終了することになりました。
現在も完全に痛みがなくなったわけではありません。
それでも、痛みがない時間のほうが多くなり、痛みが出てもある程度我慢できる程度まで軽減したというのが今回の経過です。
慢性前立腺炎による痛みが長く続いている場合、症状だけでなく、座る・運転する・仕事をするなど、日常生活への影響も含めて経過をみていくことが大切です。
当院では、慢性前立腺炎や慢性的な骨盤周辺の痛みに対して、身体の状態を確認しながら鍼灸による施術を行っています。
「座っていると痛い」「車の運転がつらい」「長期間痛みが続いている」など、日常生活への影響が続いている方は、一人で抱え込まず、まずは現在の症状について医療機関への相談も含めて検討してください。
*予約なしの来院やお電話でのご相談はお控え願います。院長一人ですべての業務を行っておりますので施術中などは対応できないこともございます。LINEからのご相談は無料です。気になること、お知りになりたいことなど長文でも構いません遠慮なくご相談ください。➡https://lin.ee/5X2dY7a















