(マグネシウム・カルシウム・GABAなど)+鍼灸治療の視点から
年末が近づくと、
「気づいたら歯を食いしばっている」
「朝起きたらアゴが重い・痛い」
という患者さまが一気に増えます。
忘年会、仕事の締め切り、家の用事…
ストレス × 寒さ が重なるこの時期は、
自律神経が緊張しやすく、歯ぎしりや食いしばりが悪化しがちです。
■ 歯ぎしり・食いしばりを悪化させる「冬とストレス」
・寒さで首〜肩の筋肉が硬くなる
・噛む筋肉(咬筋・側頭筋)が緊張しやすい
・睡眠の質が下がりやすい
・ストレスで交感神経が優位になり“噛む力”が無意識に上がる
「歯が痛い」「頭痛」「首こり」「耳鳴り」「顎関節の引っかかり」なども同時に発生しやすくなります。
■ 改善に役立つ3つの栄養素
① マグネシウム:筋肉の“緊張をゆるめる”
・ストレスが強い人は消耗しやすい
・筋肉をゆるめる作用があり、アゴの緊張にも効果的
・不眠にも関係し、寝ている間の歯ぎしり軽減に期待
おすすめ食品
ナッツ類、海藻、豆類、ほうれん草、バナナ、雑穀
② カルシウム:神経の興奮を抑える
マグネシウムと“セット”で働き、
神経の興奮を落ち着かせる 作用があります。
不足すると筋肉がピクピクしやすく、
食いしばりの悪化につながることも。
おすすめ食品
小松菜、チーズ、ヨーグルト、ししゃも、豆腐
③ GABA:ストレスによる神経の過緊張を抑制
GABAは「リラックスの神経伝達物質」。
・イライラ感の軽減
・睡眠の質アップ
・ストレスで高ぶった交感神経を整える
おすすめ食品
発芽玄米、トマト、カカオ70%以上のチョコレート、味噌などの発酵食品
■ 栄養だけでは限界 → 鍼灸を組み合わせると改善が早い理由
にしむら鍼灸治療院でも、
「歯ぎしり・食いしばり × 首こり × 頭痛」 の患者さまは非常に多いです。
鍼灸では特にこの3つが効く
① 咬筋・側頭筋を直接ゆるめる
噛む筋肉が硬くなると、
「歯ぎしり → 筋肉が硬くなる → さらに歯ぎしり」
という悪循環が起こります。
鍼でピンポイントに緊張を取り除くと、
初回からアゴの開き、頭の軽さが変わる方が多いです。
② 自律神経を整え、ストレス反応を落ち着かせる
鍼灸は副交感神経を上げやすく、
・睡眠の質改善
・夜中の歯ぎしり減少
・イライラの軽減
につながります。
③ 首〜肩・頭の筋肉を一緒に治療できる
アゴだけでなく
「胸鎖乳突筋・後頭下筋・肩甲骨周り」
が硬くなっているケースがほとんど。
全体の緊張を取らないと再発しやすいため、
鍼灸治療は根本的な改善に向きます。
■ まとめ:年末こそ“アゴのケア”を徹底したい
✔ 栄養(マグネシウム・カルシウム・GABA)で筋肉と神経の興奮を落ち着かせる
✔ 鍼灸で筋肉の深部の緊張と自律神経を整える
✔ 早く治したいなら「栄養+鍼灸」の組み合わせが最も効果的
年末年始の不調は長引きやすいため、
少しでも“噛む力が強い”“朝アゴがだるい”と感じたら、
早めにケアすることをおすすめします。
日曜施術OK 自律神経のお悩み、腰痛、慢性前立腺炎の専門鍼灸院 大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 南海高野線金剛駅徒歩12分 施術のご相談、ご予約はLINEでお問い合わせください➡https://lin.ee/5X2dY7a












