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ブログ|12月に急増する「メンタル不調」を栄養面から支える食材12選【鍼灸×食養生】

12月は、一年の疲れ・寒さ・忙しさ・睡眠リズムの乱れが重なり、メンタル不調が最も増える季節です。
にしむら鍼灸治療院でも、この時期は

  • 気分の落ち込み
  • イライラ
  • やる気が出ない
  • 朝が起きられない
  • 食いしばり・顎の痛み
  • 睡眠の質の低下

などの相談が急増します。

それらは単なる「気持ちの問題」ではなく、
自律神経と栄養状態の乱れが大きく関係しています。

今日は、12月のメンタル不調を和らげるために、
鍼灸の効果を高める“食養生”についてお伝えします。

◆12月のメンタル不調の原因は?

気温が下がる冬は、自律神経が常に緊張しがち。
さらに、年末は仕事・家事・イベントで忙しく、
睡眠時間も不規則になりやすくなります。

そこに加えて、

▶ セロトニン(幸せホルモン)の分泌低下

日照時間が減ることで、脳内のセロトニンが低下しやすくなります。

▶ 低体温・冷え

身体が冷えると血流が悪くなり、脳や内臓の働きも低下。

▶ 栄養不足(特にタンパク質・鉄・ビタミンB群)

忙しさで食事が偏ると、神経の材料が不足して不安定に。

鍼灸は自律神経のバランスを整えるのに非常に有効ですが、
栄養が不足していると効果が長続きしない…という事も多く見られます。

◆メンタルを支える食材12選

ここでは、12月に特に摂りたい食材を厳選して紹介します。
自律神経を整え、鍼灸の効果を引き上げる食材ばかりです。

① 鮭

ビタミンDが豊富。日照不足で落ち込む時期に最適。
→ 良質なタンパク質で睡眠ホルモンの材料も補給。

② 納豆

→ トリプトファン+ビタミンB群で セロトニンの材料が揃う
→ 腸内環境を整える=メンタル安定に直結。

③ たまご

→「完全栄養食」。不足しがちなアミノ酸をまとめて摂れる。

④ ほうれん草

→ 鉄分・葉酸で貧血予防。
→ 血流が改善して冷え性にも良い。

⑤ 牡蠣

→ 亜鉛が豊富で、ホルモンバランスに必須。
→ 年末の疲労回復にも◎。

⑥ さつまいも

→ 血糖値を安定させ、イライラを防ぐ。
→ 食物繊維で腸が整う。

⑦ バナナ

→ トリプトファン・マグネシウム・ビタミンB6が揃った
 セロトニン食材の代表格

⑧ 鶏むね肉・ささみ

→ 高タンパクで自律神経の修復に必須。

⑨ アーモンド

→ マグネシウムで筋緊張を緩め、食いしばりにも有効。

⑩ ブロッコリー

→ ビタミンCでストレスに強くなる。
→ デスクワークで疲れた目にも◎。

⑪ 海藻(わかめ・昆布・もずく)

→ ミネラル補給+腸内環境改善。
→ 冷え体質の改善にも。

⑫ 味噌汁

→ 温かくて消化が良く、副交感神経が優位に。
→ 腸が整う=メンタル改善の王道。

◆鍼灸と食養生を組み合わせると効果が倍増

当院では、メンタル不調の方に対して
「頭鍼+自律神経のツボ+お腹の鍼」 を中心に行います。

しかし、実は…

★鍼灸だけより

★鍼灸 × 栄養(食養生)のほうが

改善が早いケースが圧倒的に多いです。

特に、

  • イライラ
  • 不安感
  • 倦怠感
  • 食いしばり
  • 頭痛
  • 朝起きられない
    などの症状は、タンパク質不足やビタミン欠乏があると改善しにくくなります。

食材12選を日常に取り入れることで、
神経の材料が整い、鍼灸の効果がより長持ちします。

◆12月のメンタル不調は早めのケアが大事

12月は気づかないうちに心身が疲れ切っています。
「いつものこと」と放置せず、早めに自律神経を整えることで
年末年始を楽に過ごせるようになります。

メンタルの不調、自律神経の乱れ、睡眠の質の低下、
食いしばり・頭痛にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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