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ブログ|インフルエンザ予防は「口の中」から始まる

──歯磨きと歯周病ケアで感染リスクが下がる理由

冬になると気になるインフルエンザ。
実は 口腔ケア(歯磨き・歯周病対策) が、インフルエンザの予防にとても重要だということをご存じでしょうか?

「手洗い・うがい・マスク・ワクチン」はよく知られていますが、
“口の衛生状態” が呼吸器感染の大きな鍵を握っている というのは、意外と知られていません。

このブログでは、
なぜ歯磨きがインフルエンザ予防になるのか?
歯周病とインフルエンザはどう関係するのか?
そして鍼灸では何をサポートできるのか?

を解説します。

■ なぜ「口の中」がインフルエンザ予防のカギなのか?

ポイントは 細菌がウイルスの侵入を助けてしまう という点です。

口腔内には数百種類もの常在菌がいますが、
歯磨きをサボると細菌が増え、歯垢や歯周病の原因菌が増殖します。

この細菌たちは…

  • インフルエンザウイルスを活性化させる酵素(プロテアーゼ)を作る
  • 粘膜の防御力を低下させる

という性質があり、結果としてウイルスが体内へ侵入しやすくなってしまいます。

つまり、

「口の衛生状態が悪い = インフルエンザにかかりやすい」

という構図が成り立つわけです。

■ 歯周病があるとインフルエンザに弱くなる理由

歯周病がある方は、
口の中に慢性的な炎症がある状態。

この状態だと、

  • 免疫細胞が常に炎症対応に追われ、全身の免疫力が落ちる
  • 歯周病菌が作る毒素が、粘膜バリアを弱らせる
  • 口腔内で産生される酵素が、ウイルスが細胞へ侵入しやすい形に変えてしまう

という悪循環が起こります。

特に高齢の方では、
歯周病治療や口腔ケアを徹底するだけで肺炎・インフルエンザの発症率が下がった
という報告もあります。

■ 具体的に何をすればいい?

今日からできる予防アクションはこちら。

● ① 1日2〜3回の丁寧な歯磨き

夜は特に念入りに。
就寝中は唾液量が減るため、細菌が一気に増えます。

● ② デンタルフロス・歯間ブラシの併用

歯ブラシだけでは 約40%の歯垢が取りきれません

● ③ 舌みがき

舌苔には大量の細菌がいます。
軽く“上から手前へ”だけでOK。

● ④ 歯科で定期クリーニング

3〜6ヶ月に一度のプロケアは、インフルエンザ予防レベルでも有効。

■ 鍼灸でできる「インフルエンザ予防の後押し」

にしむら鍼灸治療院では、冬になると毎年
「免疫が下がって風邪をひきやすい」
「疲労が抜けず、体調を崩しやすい」                                    「予防接種をしていてもかかってしまう」
という相談が増えます。

鍼灸には、

  • 自律神経の調整
  • 免疫バランスの最適化
  • 睡眠の質を高める
  • 喉・鼻の粘膜の血流改善

といった効果が期待できます。

歯磨きで“入口の感染リスクを下げる”
鍼灸で“体の内側の抵抗力を底上げする”

この2つを組み合わせると、冬場の感染症対策がより盤石になります。

■ まとめ

  • 歯周病菌はインフルエンザウイルスを活性化させる
  • 口腔ケアが不十分だと感染しやすくなる
  • 歯磨き・歯間ケア・舌ケアは予防の基本
  • 鍼灸は免疫面からインフルエンザに強い体づくりを助ける

日曜施術OK 自律神経のお悩み、腰痛、慢性前立腺炎の専門鍼灸院                     大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 南海高野線金剛駅徒歩12分                        施術のご相談、ご予約はLINEでお問い合わせください➡https://lin.ee/5X2dY7a

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