大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 慢性前立腺炎などの「慢性骨盤痛症候群」専門鍼灸院
鍼治療で慢性前立腺炎は改善しますか?効果は?何回くらい通えばよいですか?
慢性前立腺炎(慢性骨盤痛症候群:CP/CPPS)でお悩みの方から、LINEやお問い合わせで最も多くいただくご質問があります。
- 「鍼治療で治りますか?」
- 「本当に効果はありますか?」
- 「何回くらい通えばいいですか?」
今回は、この3つのご質問にお答えします。
Q. 鍼治療で慢性前立腺炎は治りますか?
A. 「必ず治ります」とお伝えすることはできません。
慢性前立腺炎(CP/CPPS)は、原因が一つではないと考えられています。
例えば、
- 骨盤底筋や臀部・股関節周囲の筋肉の緊張
- 神経の過敏な状態
- ストレスや自律神経の影響
- 長時間のデスクワークや運転
- 睡眠や生活習慣
など、さまざまな要因が関係している可能性があります。
そのため、すべての方に同じ結果が得られるわけではなく、症状の経過にも個人差があります。
一方で、国内外の診療ガイドラインでは、鍼治療は慢性前立腺炎(CP/CPPS)の症状改善を目的とした治療選択肢の一つとして紹介されています。筋肉の緊張や慢性的な痛みの軽減が期待される場合があります。
Q. 鍼治療は効果がありますか?
A. 症状の軽減を実感される方はいらっしゃいます。
当院には、
- 会陰部痛
- 下腹部痛
- 肛門周囲の痛み
- 陰茎や陰嚢の違和感
- 座ると悪化する痛み
- 頻尿や残尿感を伴う症状
などでお悩みの方が来院されています。
当院では、症状のある部位だけを見るのではなく、
腰・骨盤・臀部・股関節周囲の深層筋の状態まで確認しながら施術を行っています。
慢性前立腺炎では、骨盤周囲の深層筋の緊張や機能低下が症状に関与している可能性も考えられるため、全身の状態を踏まえて施術方針を決めています。
Q. 何回くらい通えばよいですか?
A. 年齢や症状の経過によって大きく異なります。
これは患者様から最も多くいただくご質問ですが、「○回で改善します」とお伝えすることはできません。
なぜなら、
- 年齢
- 症状が始まってからの期間
- 痛みの強さ
- 骨盤や腰・臀部の筋肉の状態
- お仕事や生活習慣
によって、必要な施術回数が大きく変わるためです。
比較的若い方は改善が早い傾向があります
当院での臨床経験では、20代〜30代の比較的若い方は身体の回復力が高く、少ない回数で変化を実感されるケースが少なくありません。
一方で、40代・50代・60代と年齢を重ねるにつれて、筋肉や組織の回復には時間がかかる傾向があり、施術回数が多く必要になることがあります。
もちろん、年齢だけで決まるものではありません。
症状が出て間もない方と、数年間続いている方では、改善までの道のりが異なることもあります。
そのため当院では、初回の状態を詳しく確認し、おおよその見通しをご説明したうえで、その後の経過に応じて施術計画をご提案しています。
Q. 1回で良くなりますか?
A. 1回の施術で変化を感じる方もいますが、それだけで症状が安定するとは限りません。
慢性前立腺炎は、良い日と悪い日を繰り返しながら少しずつ改善していくことが多い症状です。
そのため、一時的な変化だけでなく、症状が安定して日常生活を送りやすくなることを目標に施術を進めています。
Q. 病院の治療と併用できますか?
A. はい。病院で治療を受けながら鍼治療を併用される方も多くいらっしゃいます。
現在服用している薬は、自己判断で中止せず、主治医の指示に従ってください。
鍼治療は、泌尿器科での治療と並行して受けられる方も多くいます。
このようなお悩みはありませんか?
- 泌尿器科で「異常なし」と言われた
- 抗菌薬を飲んでも改善しなかった
- 会陰部や肛門周囲が痛い
- 長時間座ることがつらい
- 痛みが何か月、何年も続いている
- いくつもの病院を受診したが改善しない
このようなお悩みでお困りの方は、一度ご相談ください。
まとめ
慢性前立腺炎(CP/CPPS)は、原因が一つではなく、改善までの経過にも個人差がある症状です。
そのため、
- 「必ず治る」
- 「○回で改善する」
とお約束することはできません。
しかし、鍼治療は、慢性前立腺炎に対する治療選択肢の一つとして診療ガイドラインでも取り上げられており、症状の軽減が期待できる場合があります。
当院では、痛みのある部分だけではなく、腰・骨盤・臀部などの深層筋の状態も確認しながら、お一人おひとりに合わせた施術を行っています。
「この症状でも相談していいのかな?」
「自分の場合も鍼治療の対象になるのだろうか?」
そのような方も、お気軽にLINEからお問い合わせください。
参考
- European Association of Urology (EAU). EAU Guidelines on Chronic Pelvic Pain. 2025年版。
- American Urological Association. Guideline for Male Chronic Pelvic Pain. 2025年版。
※本記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。症状や治療方針については、医師や施術者にご相談ください。














