大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 女性の陰部神経痛などの「慢性骨盤痛症候群」専門鍼灸院
「陰部がヒリヒリする」
「会陰部がズキズキ痛む」
「座っていると痛みが強くなる」
「病院で検査を受けても、原因がはっきりしない」
そんな痛みが続いていませんか?
陰部や会陰部の痛みは、人には相談しにくく、周囲にも理解してもらいにくい症状です。
インターネットで何度も検索して、
「陰部神経痛かもしれない」
「この痛みは治るの?」
「薬以外に方法はないの?」
と調べ続けている方もいらっしゃると思います。
そして、いろいろな治療を調べても、なかなか希望が見つからない。
そんな方に、知っていただきたい治療の選択肢があります。
鍼灸治療です。
実は、女性の慢性的な骨盤周辺の痛みに対する鍼治療は、すでに医学研究で検討されています。
そして、痛みの改善を報告した研究もあります。
「鍼灸には本当に可能性があるの?」
そう思われる方のために、実際の研究を紹介します。
女性の慢性的な骨盤痛に対する鍼治療が研究されています
2018年に、女性の慢性的な骨盤痛に対する鍼治療について、それまでに行われた研究をまとめた論文が発表されました。
この研究では、
4つの比較試験、合計474人
の女性を対象に検討しています。
その結果、鍼治療を通常の治療に加えることで、痛みの改善につながる可能性が示されました。
これは、女性の慢性的な骨盤痛に悩む方にとって、非常に興味深い結果です。
つまり、
女性の慢性的な骨盤周辺の痛みに対して、鍼治療は実際に研究され、改善の可能性が検討されている
ということです。
17人の女性を対象にした研究でも痛みが改善
さらに、2017年には慢性的な骨盤痛を抱える17人の女性を対象とした研究があります。
この研究では、腹部の筋肉にある痛みのポイントに鍼治療を行いました。
治療は、
週1回・10週間
です。
その結果、治療後に痛みが改善し、さらに6か月後にも改善が続いていたことが報告されています。
もちろん、17人という小規模な研究です。
しかし、
「慢性的な骨盤周辺の痛みに鍼をすると、痛みが変化する可能性がある」
ことを実際の患者さんで調べた研究です。
こうした研究が積み重なっていることは、鍼灸治療の可能性を考えるうえで重要です。
2020年にも女性を対象にした研究
2020年には、女性の慢性的な骨盤痛に対して、
鍼治療と局所麻酔薬による治療
を比較した研究も行われています。
対象は35人でした。
この研究も、筋肉やその周辺が関係する慢性的な骨盤痛を対象としたものです。
つまり、女性の骨盤周辺の慢性的な痛みに対する鍼治療は、さまざまな研究で検討されているのです。
では、なぜ陰部の痛みに鍼灸なのか?
ここが大切なポイントです。
陰部が痛いと、
「陰部そのものに問題があるのでは?」
と考えてしまいます。
もちろん、婦人科などで原因を確認することは大切です。
しかし、慢性的な痛みの場合、
痛みを感じている場所と、痛みに関係している場所が同じとは限りません。
骨盤周辺には、
- 腰
- お尻
- 股関節
- 骨盤周囲の筋肉
など、たくさんの組織があります。
こうした周辺の筋肉や組織の状態が、骨盤周辺の痛みに関係していることがあります。
だから鍼灸では、
「痛い場所だけ」ではなく、「痛みに関係している可能性のある場所」
を探していきます。
「座ると痛い」は重要な手がかり
陰部周辺の痛みで、
「座っているとつらい」
という方は少なくありません。
デスクワーク。
車の運転。
長時間のパソコン作業。
座っている時間が長くなるほど痛みが気になる方もいます。
陰部神経は骨盤内からお尻の深い部分を通っているため、座った姿勢によって周辺の組織にかかる負担が変化します。
そのため、
「どこが痛いか」
だけではなく、
「どんな姿勢で痛くなるのか」
を見ることも重要です。
鍼灸では陰部に直接鍼をするわけではありません
「陰部が痛いなら、そこに鍼をするの?」
と思われるかもしれません。
当院では、陰部そのものに直接鍼をすることを目的としていません。
症状を確認しながら、
- 腰
- お尻
- 股関節周辺
- 骨盤周辺
などを確認します。
例えば、
「座ると痛い」
「お尻も張っている」
「股関節を動かすと違和感がある」
「腰から骨盤にかけて重い」
など、一見すると陰部とは関係なさそうな症状も、施術を考えるうえで重要な手がかりになります。
鍼灸の研究は、現在も続いています
鍼灸の可能性を調べる研究は、過去のものだけではありません。
2026年には、女性の筋肉や筋膜に関連する慢性的な骨盤痛を対象に、180人を予定した比較試験の研究計画が発表されています。
痛みだけではなく、
- 骨盤周辺の筋肉
- 日常生活への影響
- 睡眠
- 生活の質
なども調べる予定です。
つまり、
女性の慢性的な骨盤痛に対する鍼治療は、現在も研究が続いている分野です。
これから研究が積み重なることで、
「どんなタイプの痛みに向いているのか」
「どのような治療が効果的なのか」
といったことも、さらに明らかになっていく可能性があります。
「もう治らない」とあきらめる必要はありません
長期間痛みが続くと、
「何をしても治らない」
「もう一生このままなのでは?」
と思ってしまうことがあります。
でも、
これまで受けた治療で改善しなかったことと、これからも改善しないことは同じではありません。
これまでとは違う視点から身体を見てみる。
痛い場所だけではなく、腰やお尻、股関節、骨盤周辺まで確認する。
そして、別の方法で身体にアプローチする。
その選択肢の一つが、鍼灸治療です。
鍼灸で、痛みに振り回されない生活を目指す
「痛みを完全になくしたい」
そう思うのは当然です。
ただ、最初から「ゼロ」を目指すのではなく、
少し座れる時間が増える。
仕事中に痛みが気にならなくなる。
外出できるようになる。
痛みのことを考える時間が減る。
そんな変化を積み重ねていくことも大切です。
そして、その先に、
痛みに振り回されない生活を取り戻す
という目標があります。
鍼灸治療が、そのための一つのきっかけになる可能性があります。
女性の陰部神経痛で悩んでいるあなたへ
陰部や会陰部の痛みは、誰にも相談できず、一人で悩んでしまいやすい症状です。
ネットで何度も検索して、
「どうすればいいの?」
と悩んでいる方もいるでしょう。
でも、
まだ、できることがあります。
女性の慢性的な骨盤痛に対する鍼治療は、実際に研究されています。
そして、痛みの改善を報告した研究もあります。
鍼灸がすべての方に同じように効果を発揮するわけではありません。
それでも、
「もう治らない」と決めつける必要はありません。
これまでとは違う角度から身体を見直すことで、治療の可能性が見つかることがあります。
当院では、陰部だけを見るのではなく、腰・お尻・股関節・骨盤周辺などを確認しながら、その方の症状に合わせた施術を行っています。
長く続く痛みに悩んでいる方へ。
あきらめる前に、鍼灸という選択肢があることを知ってください。
痛みに悩まされる毎日から、
「今日は少し楽だった」
と思える日へ。
その一歩を、一緒に探していきましょう。
※本記事は医学文献に基づく情報提供を目的としています。鍼灸治療の効果には個人差があり、すべての方の症状改善を保証するものではありません。
参考文献
- Sung SH, et al. Acupuncture Treatment for Chronic Pelvic Pain in Women: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine. 2018.
- Effect of Acupuncture on Chronic Pelvic Pain Secondary to Abdominal Myofascial Syndrome Not Responsive to Local Anesthetic Block: A Pilot Study. 2017.
- Ashi Acupuncture Versus Local Anesthetic Trigger Point Injections in the Treatment of Abdominal Myofascial Pain Syndrome: A Randomized Clinical Trial. 2020.
- Ye Y, et al. Efficacy of Acupuncture Treatment in the Treatment of Female Myofascial Pelvic Pain Syndrome: A Protocol for a Dual-Center Randomized Controlled Trial. Journal of Pain Research. 2026.

*予約なしの来院やお電話でのご相談はお控え願います。院長一人ですべての業務を行っておりますので施術中などは対応できないこともございます。LINEからのご相談は無料です。気になること、お知りになりたいことなど長文でも構いません遠慮なくご相談ください。➡https://lin.ee/5X2dY7a















