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ブログ|「座ると肛門の奥が痛い…」肛門挙筋症候群とは?

大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 慢性前立腺炎、陰部神経痛などの「慢性骨盤痛症候群」専門鍼灸院

「座ると肛門の奥が痛い…」

病院で“異常なし”と言われた慢性肛門痛、その原因は骨盤底筋かもしれません

  • 肛門の奥がズーンと重い
  • 長時間座ると悪化する
  • 痔ではないと言われた
  • 大腸カメラも異常なし
  • 慢性前立腺炎と言われた
  • ストレスで悪化する気がする

このような症状で悩んでいませんか?

実はその痛み、
肛門挙筋症候群
という“骨盤底筋の慢性的な緊張”が関係している可能性があります。

近年では、慢性前立腺炎(CPPS)や陰部神経痛との関連も注目されています。

しかし、画像検査では異常が見つかりにくいため、

  • 「原因不明」
  • 「ストレスでしょう」
  • 「気にしすぎ」

と言われてしまう方も少なくありません。

この記事では、

  • 肛門挙筋症候群とは何か?
  • なぜ治りづらいのか?
  • 男性と女性で違う特徴
  • 鍼灸がなぜ有効なのか?

を詳しく解説します。

肛門挙筋症候群とは?

肛門の奥には「骨盤底筋」と呼ばれる筋肉があります。

その中心となるのが“肛門挙筋”。

この筋肉は、

  • 排便をコントロールする
  • 骨盤内臓器を支える
  • 姿勢を安定させる
  • 腹圧を調整する

など、重要な役割を担っています。

しかし、

  • 長時間座る
  • 強いストレス
  • 食いしばり
  • 便秘
  • 運動不足
  • 緊張しやすい性格

などが続くと、この筋肉が常に力んだ状態になることがあります。

すると、

  • 肛門の奥の痛み
  • 圧迫感
  • 灼熱感
  • 会陰部痛
  • 違和感

などが慢性的に起こります。

男性にも女性にも起こる疾患です

この疾患は「女性にやや多い」とされています。

日本医事新報社の報告では、

  • 女性:7.4%
  • 男性:5.7%

とされており、女性優位と報告されています。

ただ、実際の臨床では男性患者も非常に多い印象があります。

特に男性では、

  • 慢性前立腺炎
  • CPPS(慢性骨盤痛症候群)
  • 陰部神経痛

として扱われているケースの中に、骨盤底筋由来の痛みが隠れていることがあります。

男性に多い特徴

「前立腺炎」と言われたが改善しない

男性では:

  • 会陰部痛
  • 座位痛
  • 排尿違和感
  • 射精後悪化
  • お尻の硬さ
  • 食いしばり

を伴うケースが多くみられます。

特にデスクワーク男性では、

「骨盤底筋がずっと緊張している」

状態になっていることがあります。

女性に多い特徴

女性では:

  • 出産後から悪化
  • 肛門奥の圧迫感
  • 便秘
  • 性交痛
  • 冷え
  • 自律神経症状

などを伴うことがあります。

更年期以降に悪化する方もいます。

なぜ回復しづらいのか?

① “炎症”ではなく“筋肉の防御反応”だから

この疾患は、細菌感染ではないケースが多いです。

つまり、

「筋肉が過剰に力んでいる」

状態。

しかし筋肉の緊張は画像検査に映りません。

そのため、

  • 異常なし
  • 原因不明

と扱われやすいのです。

② 現代人の“座りすぎ”が悪化要因

特に:

  • デスクワーク
  • 運転
  • スマホ
  • ゲーム
  • 動画視聴

など、現代人は長時間座る生活になっています。

座位は骨盤底筋を持続的に圧迫します。

つまり、

「治ろうとしても毎日刺激され続けている」

状態なのです。

③ ストレスと自律神経が関係する

ストレスが続くと、交感神経優位になります。

すると身体は:

  • 呼吸が浅くなる
  • 食いしばる
  • 力む
  • 骨盤底筋が締まる

という反応を起こします。

そして、

「痛み → 不安 → 緊張 → さらに痛い」

という悪循環に入ります。

鍼灸が効果的な理由

鍼灸は“筋肉”と“神経”の両方にアプローチできる

肛門挙筋症候群では、

  • 骨盤底筋
  • 内閉鎖筋
  • 梨状筋
  • 殿筋
  • 下腹部筋膜

などが関与していることがあります。

鍼灸では、これらの緊張部位に対してアプローチすることで、

  • 筋緊張緩和
  • 血流改善
  • 神経過敏の軽減
  • 自律神経調整

を狙います。

実際には“お尻の硬さ”が強い人が多い

当院では、

  • お尻が極端に硬い
  • 腰回りが張っている
  • 太もも裏が硬い
  • 呼吸が浅い

という方を多くみます。

そのため局所だけではなく、

  • 臀部
  • 骨盤周囲
  • 背骨周囲
  • 下肢

なども含め、全身から調整していきます。

「異常なし」でも痛みは本物です

この症状で苦しんでいる方の多くが、

「理解されない」

という悩みを抱えています。

ですが実際には、

  • 骨盤底筋の過緊張
  • 神経過敏
  • 自律神経の乱れ

が関与しているケースがあります。

決して気のせいではありません。

Q&A

Q. 痔とは違うのですか?

痔でも肛門痛は起こりますが、肛門挙筋症候群では検査で大きな異常が見つからないことが多いです。

Q. 温めると楽になるのはなぜ?

筋肉の緊張が緩みやすくなるためです。

お風呂で楽になる方は、筋緊張型の可能性があります。

Q. 男性でもなりますか?

はい。特に:

  • デスクワーク
  • 慢性前立腺炎
  • 会陰部痛
  • 食いしばり

がある男性では、骨盤底筋由来の問題が隠れていることがあります。

Q. 女性はなぜ多いのですか?

出産や骨盤底への負担、便秘、自律神経変化などが関係している可能性があります。

Q. ストレッチした方がいい?

強く伸ばしすぎると悪化することもあります。

まずは:

  • 深呼吸
  • 歩幅を広げたウォーキング
  • 長時間座位を減らす

ことが重要です。

一人で悩み続けないでください

肛門の痛みは、人に相談しづらい症状です。

しかし、

  • 「異常なし」
  • 「もう治らないかも」
  • 「どこへ行けばいいかわからない」

と悩んでいた方が、骨盤底筋へのアプローチで変化を感じるケースは少なくありません。

当院では、

  • 慢性前立腺炎
  • 陰部神経痛
  • 骨盤底筋由来の慢性痛

に力を入れています。

「病院では改善しなかった」

そんな方こそ、一度ご相談ください。

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