大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 慢性前立腺炎などの「慢性骨盤痛症候群」専門鍼灸院
【慢性前立腺炎】座るとお尻の下にボールを踏んでいるような違和感…その正体とは?
「座ると何かを踏んでいる感じがする」
「椅子に座ると、お尻の奥にゴルフボールが入っているような違和感がある」
「病院で検査をしても異常なしと言われた」
このような症状で悩まれている男性は少なくありません。
実はこの症状、慢性前立腺炎(慢性骨盤痛症候群)の患者さんから非常によく聞く訴えの一つです。
特に長時間のデスクワークや運転をする方に多く見られます。
目次
- お尻の下にボールを踏んでいる感覚とは?
- なぜそのような違和感が起こるのか?
- 病院の検査で異常が見つからない理由
- 症状を悪化させる要因
- 鍼灸で考える慢性前立腺炎
- よくある質問(Q&A)
お尻の下にボールを踏んでいる感覚とは?
患者さんの表現はさまざまです。
- テニスボールを踏んでいる感じ
- 財布をお尻の下に敷いている感じ
- 会陰部が盛り上がっている感じ
- 肛門の奥に何か挟まっている感じ
- 座ると圧迫感がある
実際には何もないのに、異物感や圧迫感を感じる状態です。
この感覚は慢性前立腺炎や慢性骨盤痛症候群、陰部神経痛などでみられることがあります。
なぜそのような違和感が起こるのか?
慢性前立腺炎は細菌感染だけで説明できないケースが多くあります。
近年では、
- 骨盤底筋の過緊張
- 長期間のストレス
- 自律神経の乱れ
- 食いしばりや全身の筋緊張
- 長時間座位
などが複雑に関与すると考えられています。
骨盤底筋が過度に緊張すると、会陰部や肛門周囲に圧迫感や異物感が生じることがあります。
その結果、
「何かを踏んでいる感じ」
「何かが挟まっている感じ」
として認識されることがあります。
病院の検査で異常が見つからない理由
泌尿器科で
- 尿検査
- 血液検査
- 超音波検査
- MRI
などを受けても異常が見つからないことがあります。
これは症状の原因が、
「炎症そのもの」ではなく、
筋肉や神経、自律神経の機能的な問題として現れている場合があるためです。
もちろん重大な病気が隠れていないかを確認することは重要ですが、検査で異常がないからといって症状が気のせいというわけではありません。
症状を悪化させる要因
以下に当てはまる方は要注意です。
長時間のデスクワーク
座り続けることで骨盤底筋に負担がかかります。
運転時間が長い
車の振動や圧迫が症状を誘発することがあります。
強いストレス
ストレスにより交感神経が優位になると筋肉の緊張が高まります。
食いしばり
顎の緊張は全身の筋緊張とも関連すると考えられています。
睡眠不足
身体の回復力が低下し、痛みや違和感を感じやすくなります。
鍼灸で考える慢性前立腺炎
慢性前立腺炎の症状は人によって大きく異なります。
- 会陰部痛
- 下腹部痛
- 頻尿
- 残尿感
- 陰嚢痛
- 射精時痛
- 異物感
など様々です。
鍼灸では症状だけを見るのではなく、
- 筋肉の緊張状態
- 骨盤周囲の血流
- 自律神経の状態
- 睡眠やストレス
などを総合的に評価しながら施術を行います。
症状の改善には個人差がありますが、長年悩んでいた方が徐々に楽になっていくケースも少なくありません。
Q&A
Q. 本当に前立腺が腫れているのですか?
必ずしもそうではありません。
慢性前立腺炎と診断されても、明らかな炎症が確認できないケースは多くあります。
Q. 座ると悪化するのはなぜですか?
骨盤底筋や会陰部に圧力が加わるため、症状が強く感じられることがあります。
Q. 温めると楽になるのですが?
温めることで筋肉の緊張が和らぎ、一時的に症状が軽減することがあります。
Q. 完全に治らない病気ですか?
症状の経過には個人差があります。
しかし適切な医療機関での評価や生活習慣の見直し、保存的治療によって症状が改善する方もいます。
まとめ
座った時に
「お尻の下にボールを踏んでいるような感覚」
は、慢性前立腺炎や慢性骨盤痛症候群の患者さんによくみられる症状の一つです。
検査で異常が見つからず不安になる方も多いですが、同じような悩みを抱えている方は少なくありません。
一人で抱え込まず、まずは泌尿器科で重大な病気がないことを確認し、その上で症状に応じた治療やケアを検討してみてください。
「異常なしと言われた。でも座るとつらい。」
そんな方こそ、身体全体の緊張や骨盤周囲の状態にも目を向けてみる価値があるかもしれません。
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