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ブログ|【徹底解説】慢性骨盤痛症候群(CPPS)とは?原因不明の下腹部痛・会陰部痛・頻尿でお悩みの方へ

大阪狭山市 にしむら鍼灸治療院 慢性前立腺炎、陰部神経痛などの「慢性骨盤痛症候群」専門鍼灸院

【徹底解説】慢性骨盤痛症候群(CPPS)とは?原因不明の下腹部痛・会陰部痛・頻尿でお悩みの方へ

目次

  1. 慢性骨盤痛症候群(CPPS)とは?
  2. どんな症状が多いの?
  3. どんな人がなりやすい?
  4. なぜ起こるの?原因について
  5. 病院ではどのような検査をする?
  6. 対処法はあるの?
  7. 鍼灸とは何?
  8. 慢性骨盤痛症候群に鍼灸はなぜ使われるの?
  9. 当院で考える慢性骨盤痛症候群
  10. Q&A
  11. まとめ

慢性骨盤痛症候群(CPPS)とは?

慢性骨盤痛症候群(Chronic Pelvic Pain Syndrome:CPPS)とは、骨盤周辺の痛みや不快感が3か月以上続く状態を指します。

男性では「慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS)」と呼ばれることが多く、女性にも同様の骨盤痛症状がみられます。

特徴的なのは、

検査をしても明らかな異常が見つからないことが多い

という点です。

泌尿器科や婦人科で、

  • 異常なし
  • 前立腺炎ではない
  • 膀胱炎ではない
  • MRIも問題ない

と言われても、

  • 痛い
  • 違和感がある
  • 座れない

という状態が続くことがあります。

どんな症状が多いの?

慢性骨盤痛症候群の症状は人によって大きく異なります。

痛み

  • 会陰部痛
  • 肛門周囲痛
  • 下腹部痛
  • 鼠径部痛
  • 睾丸痛
  • 陰茎痛
  • 膣周辺の痛み
  • 腰痛
  • お尻の痛み

排尿症状

  • 頻尿
  • 尿意切迫感
  • 残尿感
  • 排尿後の不快感

性機能関連

  • 射精痛
  • 性交痛
  • 性行為後の痛み

その他

  • 座ると悪化
  • 長時間運転がつらい
  • ストレスで悪化
  • 疲労時に増悪

特に

「座ると痛い」

という訴えは非常に多くみられます。

どんな人がなりやすい?

慢性骨盤痛症候群は20代から60代まで幅広くみられます。

特に以下のような方に多い傾向があります。

デスクワーク中心

長時間座ることで骨盤底筋に負担がかかります。

真面目で頑張りすぎる

  • 責任感が強い
  • 完璧主義
  • 我慢強い

こうした方は無意識の筋緊張が強くなる傾向があります。

食いしばりがある

顎の筋肉と骨盤底筋は神経学的・筋膜的な関連が指摘されています。

当院でも、

  • 食いしばり
  • 顎関節症
  • 首肩こり

を併発している方が少なくありません。

強いストレスを抱えている

ストレスにより自律神経のバランスが乱れると、

  • 筋緊張
  • 血流低下
  • 痛みの過敏化

が起こりやすくなります。

なぜ起こるの?原因について

現在の医学でも単一の原因は明確になっていません。

複数の要因が重なって発症すると考えられています。

骨盤底筋の過緊張

近年特に注目されています。

骨盤底筋が緊張すると、

  • 血流低下
  • 神経圧迫
  • 痛みの発生

につながります。

中枢感作

痛みが長期間続くことで、

脳や脊髄が痛みに敏感になる状態です。

軽い刺激でも強い痛みとして感じるようになります。

自律神経の乱れ

  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 不安

などが関与すると考えられています。

病院ではどのような検査をする?

一般的には、

  • 尿検査
  • 血液検査
  • 超音波検査
  • CT
  • MRI

などが行われます。

まずは感染症や重大な疾患を除外することが重要です。

対処法はあるの?

あります。

ただし、

「薬だけで治す」ではなく、体全体を整える視点が重要です。

生活習慣の見直し

  • 睡眠確保
  • 長時間座位を減らす
  • 軽い運動
  • ストレッチ

ストレス管理

  • 深呼吸
  • ウォーキング
  • 趣味の時間

骨盤底筋へのアプローチ

近年では理学療法や骨盤底筋リハビリも注目されています。

鍼灸とは何?

鍼灸は東洋医学を基盤とした施術法です。

非常に細い使い捨ての鍼を用いて、

身体が本来持つ調整機能を引き出すことを目的とします。

「痛そう」

と思われがちですが、

実際は髪の毛程度の細さの鍼を使用するため、ほとんど痛みを感じない方が多くいらっしゃいます。

慢性骨盤痛症候群に鍼灸はなぜ使われるの?

鍼灸では、

筋肉の緊張緩和

骨盤底筋や股関節周囲の筋緊張改善を目指します。

血流改善

局所循環の改善が期待されます。

自律神経調整

リラックス反応を促し、過度な緊張状態の軽減を目指します。

痛みの抑制

神経系に働きかけ、痛みの感じ方に影響を与える可能性が示されています。

そのため、

  • 会陰部痛
  • 下腹部痛
  • 座位痛
  • 頻尿

などで悩む方の選択肢の一つとして利用されています。

※効果には個人差があります。

当院で考える慢性骨盤痛症候群

慢性骨盤痛症候群は、

単なる「前立腺の問題」ではなく、

  • 骨盤底筋
  • 自律神経
  • ストレス
  • 呼吸
  • 姿勢
  • 食いしばり

など複数の要因が関係しているケースが少なくありません。

そのため当院では、

症状だけでなく身体全体の状態を確認しながら施術を行っています。

Q&A

Q. 慢性骨盤痛症候群は自然に治りますか?

軽快する方もいますが、長期間続く場合は早めの対策が重要です。

Q. 検査で異常がないのに本当に痛みはあるのですか?

あります。

画像検査で異常が見つからなくても、筋肉や神経機能の問題によって痛みが生じることがあります。

Q. 運動した方が良いですか?

無理のない範囲でのウォーキングやストレッチは推奨されることがあります。

症状によって異なるため専門家へ相談しましょう。

Q. 鍼灸は何回くらい必要ですか?

症状の程度や期間によって異なります。

慢性化している場合は継続的な施術が必要になることがあります。

Q. 慢性前立腺炎と慢性骨盤痛症候群は同じですか?

男性では「慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS)」として扱われることが多く、非常に関連の深い概念です。

まとめ

慢性骨盤痛症候群は、

  • 会陰部痛
  • 下腹部痛
  • 頻尿
  • 座位痛
  • 陰部の違和感

などが長期間続く疾患概念です。

検査で異常が見つからないことも多く、不安を抱えている方は少なくありません。

しかし近年では、

  • 骨盤底筋
  • 自律神経
  • 痛みの過敏化

といった観点から理解が進んでいます。

「異常なしと言われたけど痛い」

「どこへ行けばいいかわからない」

そんな方は、一人で抱え込まず専門家へ相談してみてください。

慢性骨盤痛症候群は、適切な評価と多角的なアプローチによって改善を目指せる可能性があります。

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